ウルトラ植物博覧会

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イシイとPOLA MUSEUM annexにて『ウルトラ植物博覧会』へ。最終日だったので大盛況であった。プラントハンターの西畠清順により世界中から集められた珍しい植物が狭い会場にみっしりと展示されている。プラントハンターなんて18世紀みたいだ。解説もおもしろくで、訪れた人はみんなパンフレットを参照しつつじっくり観ていた。コレクションのなかには、お釈迦様が悟りを開いた時に座ってたブッダガヤの菩提樹を分け木にしたという大変ありがたいものもあって驚いた。世界中にあるんだろうけれど紀元前3世紀くらいから受け継がれているなんて凄い。あと学名がまだついていないような新種もあった。去年だったら世界で一番珍しい植物だったらしい。植物の世界は未だにページが増え続けているんだな。

その後、新しくなったITOYAへ。閉店間際だったので慌ただしかったが、11階の近未来ファーム(水耕栽培のレタス)を観た瞬間「あ!イモータンジョーが作ってたやつだ!」って思った。しかし銀座の真ん中で水耕栽培とは贅沢である。
ほかのフロアはファインペーパーやグリーティングカードなど。外国人観光客が多かったのでギフト系が目立った。日本の文房具は人気なんだそうだ。でも文房具屋のワンフロアがキッチンツールになってしまったのは少し残念。文房具だけで売場を埋めてほしかった。

その後、ヴァンピックルさんへ。予約なしだったがなんとか席を用意してもらって、厨房の真横の席へ。ここはいつもコースで頼んでしまうのだけど、今回はアラカルトで。ローズマリーなどで下味をつけて焼いた豚のグリルが本当に美味しくて感動した。ワインはPuech-Hauteの”Prestige”。シラー系で味がしっかりしているのに飲みやすい。

愉しい気分になるレストランはいいなあ。また行きたい。