Journalビール

Swedish Coincidence

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オオフジツボのライブに行く前、ちょっと早く出てきたので二子玉川の蔦屋家電をひやかす。入り口にはグリーンに囲まれたヴィンテージの本棚に文庫や写真集が置かれ、ひとめでコンセプトがわかる。蔦屋家電というからには家電メインかと思いきや、ライフスタイル提案のお店なのだな。思ったよりもずっと本の比重が高い。

奥に進むとそれなりに家電も置いてあるが、比較的デザイン重視で厳選されたもので種類は多くない。照明を探していたのだが、照明のコーナーは意外なほど小さかった。

うちらにはちょっとオシャレすぎるね…と、トボトボと歩いていると、BEERの文字が。おお、店内で歩きながら飲めるとはなんていい店、なんていい国なんだろう、ようやく素敵なエリアに辿りつけたねとビールを買って飲んでたらカウンター近くに何やら大きい人たちが3、4人。あれ、あれ、もしかして、彼らは昨日のスウェーデン大使館でのセミナーで登壇していた人たちじゃないだろうか。なんかみんなでかいし。

彼らがビールを手にしたタイミングを計って声をかけると正にその通りで、なんたる偶然。彼らもこんなところで声をかけられるとは思っていなかったみたいで本当にびっくりしていた。そりゃそうだ、都内のビアパブならともかく二子玉川の蔦屋家電だし。とはいえ広くて混んでいる店内でビールの飲めるところで出会えたのは偶然にしてもできすぎである。「どのビールが好きだった?」と聞かれたので記憶から固有名詞をほじくりかえして「DUGGESとSt. ERIKSが良かった」と答えると「ちょうど、いま席をはずしてる同僚がボトルを持ってるからあげるよ!」とのこと。わあ、いいんですか。

果たして、戻ってきた同僚の方とイシイは、お互い顔を見るなり「あ!」「あ!」と言いながら笑っている。なんと、その同僚とは何度かビアパブイシイにも来てくれているHさんであった。日本語も英語も堪能なのでスウェーデンの人だとは知らなかったらしい。「重いから持って帰って!」と、DUGGESとBEER STUDIOのボトルをいただく。そんなこんなで、レセプションでは忙しそうでまったく声がかけられなかった方々とゆっくり話すことができて嬉しいやらびっくりするやら。スウェーデンは法律で3.数%以上のアルコールは国が認めた専門店でしか買えないらしく、もちろんフェスなどは別として、公共の場所でも飲めない。蔦屋家電のコンセプトはすごく良い!と繰り返しおっしゃっていた。

ライブのあと、三軒茶屋のPigalleさんにご挨拶にいったら、さっきまで彼らもいたそうで、店内が一瞬スウェーデン人に埋め尽くされていたそうだ。Pigalleさんはどこもヨーロッパの空気をぎゅっと詰めたような可愛らしくもかっこいい店内で、本当に素敵なお店だった。貼られている映画のポスターもかなり良い。(UNDERGROUNDとPola Xがあるだけでなんかこう、わかる。)Foundationとサイダーをいただく。