Yuka Kira Rita

思い立って岩本町のeggman tokyo eastにユカキラリタを聴きに。

開始時間を1時間以上間違えてて、部屋で気づいたら会場時刻30分前。開場時間に家を出て自転車をとばしたらなんとか開演に間に合った。
1曲めから新曲の「Sadalbari」。導き系の曲、ということでリタさん得意分野ど真ん中なかんじ。また、ヴィジュアルを担当した『螺子巻く夜の記憶』から「New World」、「evergreen」(吉良さんバージョン)がものすんごいかっこよかったし、ZABADAKやキャラメルボックス、アニメからの曲も好きな曲ばかり。久々に聴いた「駆け抜ける風のように」も素晴らしかった。

第二部は朗読からの「かしはばやしの夜」、『賢治の幻燈』は実に20年前!色褪せない名曲だ。もちろんリタさんの朗読も木彫の風景が浮かび上がるようなちょっと土くさくも美しい世界。ちょうど、アメリカの旅行記も書かないとなあ、なんて思ってたところに、『狼と香辛料』から「旅の途中」も聴けて良かったな。新譜からは特に吉良さん夏のぼっち曲「夏の終わりに」(夏のある日、起きたら家族が誰もいなかったときの衝撃とさみしさをぶつけた曲とのこと)が一番こころに残った。リタさんのなんだか追い詰められるような声が印象的。「夢を見る方法」はユカキラで高円寺のせっまい四畳半みたいなとこで聴いて以来、あのときも深くて重層的なアコーディオンの音があの曲に合ってるなあと思ったけど今回もとても音響が良くて、ギターとアコだけとは思えない迫力があった。
アンコールのユカキラの「Belly Dancer」も圧巻。吉良さんのギターと藤野さんのアコって本当にどっちも引かないかんじなのに響きあって相性がいいと思う。

新譜はジャケットもとても素敵で、写真家の端山公さんに久々に会えたのも嬉しかった。

夏の終わりに東北で聴けるといいな。


セットリスト

(第一部)
M1. Sadalbari
M2. New World
M3. porvenir
M4. 月迷風影
M5. evergreen
M6. te to te to
M7. 遠すぎた10月(仮)
M8. 空ノ色
(第二部)
語り「かしはばやしの夜」(抄)
M9. かしはばやしの夜
M10. 駆け抜ける風のように
M11. 旅の途中
M12. 休まない翼
M13. Wonderful Life
M14. 風の行方
M15. 夏の終わりに
M16. 夢を見る方法
(アンコール)
En.1 The Belly Dancer(ユカキラ)
En.2 Dorchadas(ユカキラリタ)

引用
http://ritarita.jugem.jp/?eid=2472