London: tate modern-Southwark-home party

2013年12月31日。大晦日。

午前中は南のほうへ。St Paulから歩いてテート・モダンまで。
ロンドン博物館などを横切りつつ、シティのビジネス街を通ってミレニアム橋を渡る。

テート・モダンに行き、パウル・クレーとミラ・シェンデルの企画展を見る。
クレーの回顧展は本当に点数も多く、年代順に作品が並べられていて彼の作品の変遷がよくわかった。
デバイスを借りて、彼の作品の主題になっている音楽(「フィガロの結婚」とか)を
聴きながら鑑賞できるのもとても良かった。
シェンデルはクレーよりも後期の作家だが、キュビズムやミニマリズムの影響を受けていて
2つ見ることで理解が深まる構成になっていた。

一方、メジャーなアーティストの集まる常設展は混雑しすぎてとてもじゃないけどゆっくり見られない。
海外の美術館は比較的空いているイメージなのだが、ロンドンはわりとどこも混んでいる。
観光シーズンでもないだろうに、昨年の10月よりも人が多い印象だ。
セール狙いでやって来るのだろうか。

その後、Ye Cheshire Cheeseという16世紀くらいからやっているパブにてランチ。
細い路地を入ると暖炉のあるバーや迷路のような地下があって楽しい。
ローストビーフのサンドイッチとバンガー&マッシュ(マッシュポテトの上に
ソーセージが乗っている豪快な料理)をお願いする。美味しかった。

途中、こんな細長いかわいいパブを見つけた。狭小建築萌える。

テムズ川沿いに歩いてサザークまで。このへんは酒造が多かったのか
VINOPOLICEとよばれるお酒の博物館やらを見てヘイワード・ギャラリーへ。
展示入れ替えで常設しか見られなかったのが残念。
そのまま橋を国会議事堂のほうへ渡って、ウェストミンスター寺院を参拝した。

夜はウェストハムステッドのほうまで。
イシイの親友のT氏におよばれ。
とても素敵なお部屋にごちそうが用意してあって夢のようだ。
みんなでニューイヤーのTV中継を見たり、買っておいてくれた
珍しいクラフトビールを飲んだり、Dくんのお母さんが作ってくれた
甘い「Cake!」(カイク!と発音しなければいけない)をいただいたりして。

少し高台にのぼったらニューイヤーの花火が見られるかも、と思って
一度外に出たけれども、雨がぱらついてきたので諦めてテレビで。
それでもじゅうぶんに楽しいニューイヤーだった。

タクシーで帰宅して撃沈。