Lewes-London

ブライトンから更にローカル線で東へ15分ほど、ルーズという町がある。
ここもガイドブックには載っていないのだが、ネットではマニアには人気があるというので行ってみることに。
土曜だからかオフシーズンだからか、閉まっている店が多かったが、中世の町を思わせる坂の多いこぢんまりした町でかわいかった。

ホーンテッドマンションのような教会。赤いステンドグラスが怖い。

ここのアンティークはロンドンよりも3割は安いらしい。
ひとつ大箱のアンティーク屋が開いていたので入ってみた。
どうやらマーケットのようで、ブースごとに店は違うらしい。
委託の商品はショーケースに入っているようで、ケースの番号を告げると
店員さんが鍵を開けてくれる。
あまりの物量に目が泳いで何を買ったらよいかわからなくなってしまったが
せっかくなので秤と分銅、それからたぶん19世紀くらいの古い本を買ってみた。
古い本はあまりに汚いのでバイトのお姉さんは虫を触るかのような顔で
梱包してくれた。すみませんね。ありがとうね。

もう少しゆっくりと歩きたかったが、すっかり日も暮れてしまったので帰ることにした。
小夜啼鳥だか雲雀だかの声を聴きつつとぼとぼと駅に向かう。
一度ブライトンに戻り、そこからスリーブリッジズへ。
さて帰りも面倒だなと思っていると、さらに面倒なことに
スリーブリッジズからイーストグリンステッドへの列車が本来はあったのにキャンセルになったらしく
振替バスでドーキンという駅まで連れて行かれ(30分以上バスに乗っていたと思う)
そこからようやくヴィクトリア行きの列車に乗った。
(ちなみに振替バスの行き先には「Rail Replacement」と書かれる)
なんだかんだで帰りは3時間以上かかったのではないだろうか。

移動ですっかり疲れてしまい、トルコ料理のピデをつまんでこの日は撃沈した。