The Footprint of Sherlock Holmes

Holmes in front of the station

シャーロック・ホームズをめぐる冒険の写真をアップしました。

http://3d-luna.com/sherlock-holmes-in-london/
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本当は、休みはアイルランドに行こうと思っていたのだった。

それがどういうわけか、BBCの『SHERLOCK』にハマってから原作を読み、
関連書籍にまで手をつけるのに半年もかからず
「出てくる地名がピンとこない」という理由で行き先をロンドンにしようと決め、
気づいたらヒースロー空港に立ってた。
昔だったら船で3ヶ月くらいはかかったのだろうから、いい時代になったものだ。

ホームズが活躍した最盛期のヴィクトリア朝は
せいぜい100年ちょっと前とかそのくらいの「昔」なので、
正典(コナン・ドイルが書いたホームズ)に出てくる地名も
BBCの『SHERLOCK』に出てくる地名もほぼそのまんまである。
(日本で言うと、夏目漱石と同時代の人。なので
よく日本のパスティーシュでは漱石とホームズの出会いの話が書かれる)

ベイカーストリートから始まって、セントポール、ウォータールー
ピカデリーサーカス、シティ、エンバンクメント、チャリング・クロス、
ホームズとワトスン君が出会った聖バーソロミュー病院もそのままだし
作中に出てくる大英博物館のむかいにあるタバーンも、ランガムホテルもまだ現役だ。

ベイカー街はすっかりビジネス街になってしまっているけど
通りの北のほうにあるシャーロック・ホームズ・ミュージアムは、
こじんまりとしたアパートに彼の部屋が再現されていて
ヴィクトリア時代の家具やら小物がたいへんに素敵なのである。
日頃ものを捨てたい捨てたいと言いつつも、こういう物に囲まれた部屋というのは憧れるわー。