ティム・バートン監督 『アリス・イン・ワンダーランド』
なんとなくお馬鹿な映画が観たくてティム・バートンを2本借りてきた。
わたしのなかのアリスは、やはりシュワンクマイエルのが一番だが
これはこれでいいんじゃないですかね。(不思議の国のアリスじゃ全然ないけど!)
英語はめちゃくちゃながらに言葉遊びがあったり韻を踏んだりしているのを
訳しきれてないから日本語で見てもサッパリなのはしょうがないとして
それにしたってあんまりな話の展開とか、
妙に萩原流行に似ているハートのジャックとか
最後の意味もなく前向きな終わり方とか
全編にわたって観客をおいてけぼりにするバートン節が痛快なのである。
ヘレナ・ボナム・カーターは今回もキレキレで良かった。