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Webのお仕事で、たくさんの人が見るためのものを作っていると
「みんながいいと思うもの」について考えるようになる。
「みんながいいと思う」ストーリーを考え、設計して、デザインする。

一方で、「みんながいいと思わないだろうけど好きなもの」の領域がある。
それは暗くて、死に近く、汚くて、でも美しいものだったりする。
なんの役にも立たず、でもずっと見ていたいようなものである。

自分で撮る写真くらいは、その感覚を忘れないようにしなければなあ、と思う。