Flowers, Owls and Emus!

Fuji Kachoen

日曜日はI氏の運転で友人たちと富士宮の花鳥園に行く。
去年の夏に行って、すっかりあの狂気を感じる温室空間と梟とエミューに
悩殺されてしまったのだった。
梟はあいかわらず賢そうで、ふわふわしていてとても鳥には見えない。猫みたいだ。
中国語では猫头鹰(猫頭鷹)とか夜猫子などと書くのだが、
日本の梟という字は、じっと木に止まって木と一体化している姿に漢字をあてたのだな。
いっぽう飾り羽がついているミミズクの「ズク」は木菟と書くので猫というよりウサギである。
(前にも書いたが、フクロウとミミズクと区別しているのは日本語だけだそうだ)

ともかく入り口にいた二匹のコノハズクなど、まるでぬいぐるみのようであった。

エミュー牧場でやつらに餌をやったり追いかけたりして遊び(エミューは非常に迷惑そうだった)
温室のすみっこにペンギンやウサギと戯れたりしているうちに
あっという間に時間が経ってしまう。
エミューはものすごく原始的な、は虫類に近いような鳥なので
一瞬こちらも怯むのだが、好奇心が強いわりにはものすごく臆病なので
よっぽどのことをしない限りはつついてきたりはしなそうだ。

平日に続いた雨もあがって絶好の行楽日和で
富士山がとても美しく見えた。

可愛い鳥たちに友人たちも大喜びで、終始ニコニコの楽しい遠足であった。