Hiraizumi 2

9月19日。

Motsuji Temple

オオフジツボが奉納演奏をするとのこと、境内で聴けるかもということで朝イチで毛越寺へ。
本来なら外から聴くはずが、ご好意で本堂の中に入れていただいた。
3曲演奏されたのだが、天井が高く、本当に美しく響いていて泣けた。
その後、サポーターofサポーターのSさんHさんと一緒に毛越寺をひとまわりする。

Motsuji Temple Garden

毛越寺は本堂も比較的新しく、池を中心にがらんとした印象なのだが
その遺構をみてみると、かつてはディズニーランドのような
かんじだったのではないかと思う。
広い敷地にいくつもの塔や鐘楼、お堂があったようだ。
龍のかたちの船や、曲水と呼ばれる川遊びは近年復刻され
お祭の時に開催されているらしい。

敷地内をひとまわりした頃には、能舞台で六段の調が演奏されていた。

Motsuji Temple

わたしたちは一度駅で荷物をピックアップして
バスで達谷の窟へ向かう。

なんと、そこでも偶然オオフジツボや今回の主催者のバスキン・ジャパンの
スタッフの方々、そしてSさんHさんたちと再集合してしまった。
微妙に観光コースからもはずれたマニアックな場所なのに…。

Takkoku no Iwaya

オオフジツボの藤野さんイチオシの達谷の窟は
磨崖仏と崖をささえるようにお堂があり、なんともアジア的な
(チベットとかブータンにありそうな)神社であった。
バスの時間の関係でゆっくり見られなかったのが残念。

Takkoku no Iwaya

その後、バスで厳美渓に向かう。
バス停の前にある「ガラスパーク・サハラ」があまりにもカオスで
突っ込みどころ満載だったのだが今回は時間の関係で見送り。
稲庭まぼろしうどんが気になりすぎるよ。まぼろしうどん…
バス停の脇にあったひなびた「温泉神社」をお参りしてから厳美渓へ。

Glass Park Sahara

厳美渓は青緑の水に奇岩が林立していて美しい。雨なのが残念だったが
吊り橋は結構本気で怖かった。

バスで一関まで行き、帰りの新幹線まで時間があったので
一足早く仙台に出ることにした。

利久で牛たんづくしのランチをいただき、町をぶらぶらする。
仙台は都内の商店街にはもうあまり見かけなくなってしまった
布団屋さん、印鑑屋さん、硯屋さんなどがまだちゃんとある。
途中、商店街の店と軒を並べる小さな不動さまを見つけたのだが
奥に入っていくと中二階みたいなところが本堂になっていて
半地下と2階がある不思議なお寺であった。ここだけ台湾みたいだ。

Temple in the mole

仙台駅でお土産を買って帰路につく。
新幹線の構内に日本酒のバーがあるのがステキ。
しかし飲んでばっかりの旅行であったなー。