越後妻有の「大地の芸術祭 秋」に行く。
初日は十日町~下条地区
二日目は川西~松代~松之山というハードスケジュールであったが
有名作品もかなり見られたし、新潟の里山の景色は美しいし
酒と米は美味いしで、大満足であった。
しかし、家とか学校とか、土地の記憶というのは力強いもので
やはり廃屋・廃校プロジェクトというのは作品のよしあしに関わらず
強い気を発してしまうものだ。
印象に残ったものは、どれも廃屋・廃校プロジェクトであった。
古巻和芳+夜閒工房『繭の家-養蚕プロジェクト-』もそうだし
ボルタンスキーの『最後の教室』も圧倒的だった。
どうやっても作品が写っているものは、その人の作品になっちゃうのだが
里山と現代美術という不思議な風景を残したくて、一応写真をUPいたしました。
“triennale” への4件のフィードバック
繭の家をご紹介頂き有り難うございます。 掲載頂いた3点とも、素敵な写真ですね。 いっそう秋が深まっていることがよく分かりました。 また、国内各地、海外の写真、どれも興味深く拝見いたしました。 大地の芸術祭は、夏の本番が終わりましたが、 こうして秋にもご来場頂けて嬉しく思います。 当番をされている集落の方とはお話しはされましたか? また妻有にいらした際にはお立ち寄り下さい。
>古巻さま
はじめまして。 まさかご本人がご覧になっているとは思わず 吃驚いたしました。 ご丁寧にコメントいただいてしまって恐縮です。 1泊2日の短い旅行だったので、あまり数は見ていないのですが 繭の家、一番好きな作品でした。 箱を開けたときの「しん」とした感じや、 小箱をのぞいたときに拡がる幻想的な風景が 素晴らしかったです。 当番や集落の方とも、とても楽しくお話させていただいて。 よい思い出になりました。会期中にまた行きたいです。 マユビトも買って帰りました! ほかの写真も見ていただけたようで 大変嬉しく思います。ありがとうございました。
マユビトも購入頂き、ありがとうございました。 マユビトは夜間工房の加古さんという方が全てデザインしました。 その他、ジオラマ制作、映像制作も夜間工房の別のメンバーの仕事で、いろいろな方の協力で成り立っています。 もちろん一番おおきな助けとなっているのは、集落の方のご協力ですが。 今年植えた隣の桑畑もだんだん大きくなりますので、 近い将来、かつてあった桑園の風景もお見せできるかも知れませんので、 またおいで下されば嬉しいです。
>古巻さま
返信遅くなりました。
もう、越後はすっかり寒くなっているでしょうね~。
冬の新潟はあまりに厳しそうですが
美しい雪景色を観に行きたいものです。
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