Journal読書

May


猫ものびる季節になってきました。
昼休みにスタバに入り、日陰の席についたら
このままどこかに行ってしまいたくなって困った。
カレル・チャペック 飯島周 訳 『園芸家の一年』(恒文社)
予想通り、とっても楽しい一冊だった。
いとうせいこうの『ボタニカル・ライフ』が好きな人は、きっと共感するだろう。
どうにもならないと知りながらも植物と土をさわらずにはおれない
園芸家の悲しい性がよく書かれている。
まだ読み比べていないのだが新訳と旧訳があって
新訳のほうがノリノリらしい。
(旧訳?は『園芸家の十二ヶ月』というタイトルで中公文庫から出ている)
二月の章では、こう書いている。
「いったいなぜ、閏年にかぎって、この気が変わりやすくて、
カタル性の、陰険な小人の月に、一日分おまけしてやるのか、さっぱりわからない。
閏年には、あのすばらしい五月を一日ふやして、三十二日にすべきだろうに。」

チャペック、言い過ぎw
でもたしかに五月は美しい。
この季節がもっと長ければいいのに
もうすぐに梅雨が来て、雷が鳴って、夏になってしまう。
今日も、まだ夕闇のうちに帰路に就けたので
ひと駅前で降りて、パン屋でバゲットとフォッカチアを買って
猫を探しながら歩いた。
(収穫は1nyanco。ちぇ。)