hakone

わあもう疲れた死ぬる~と喚いていたら
I氏が箱根のレストランを予約してくれた。
ロマンスカーも。
青いロマンスカーに乗った!
憧れの青いロマンスカー。
青いロマンスカーは、東京~神奈川の、千代田線沿線および小田急線の人にしか
なじみがないと思うが、なぜか東京メトロの線路をロマンスカーが爆走するという
すごくシュールな特急なのです。
しかも、当然地下鉄線内は追い越せないので、
北千住、大手町、霞ヶ関、表参道しか止まらないくせに、遅い。
社内はウッディなかんじでよかった。
オリエンタルエキスプレスの50分の1くらいのときめきは感じられると思う。
イタリアのEurostarに引き続き、車窓とHappy Hippo。
(希琳ちゃん、Happy Hippoの大冒険だよ!
本人も、ドイツから英国を経由して、箱根に行くとは思うまい。)

箱根湯本からバスに乗り、アルベルゴ・バンブーという
イタリアンのお店でランチ。
ここは森の中にある洋館で、吹き抜けのバンケットルームで食事ができる。
夏はテラス席もよさそうだ。

特筆すべきは、オノナツメの『リストランテ・パラディーゾ』に出てくるような素敵オジサマのマネージャーがいる。
「わたくしから、”Buonappetito!”の言葉をおくらせていただきます。」と言うので
ここはイタリア語で、と思い「Grazie mille!」とお返ししたら
食後に「イタリアはどちらへ?」と聞かれたので
「この間、ローマとヴェネツィアへ言ってきた」と言ったところ
「そうでございますか。それはよろしゅうございます。
わ た く し も 、ロ ー マ っ 子 で ご ざ い ま す !
ローマは何度行っても飽きることがございませんね!」
と断言しておられたので吹いた。
そうか、ローマっ子でいらしたか…。
食べ終わったあとは、屋敷の敷地内を散歩。
炭火焼を見ていた厨房の人と少しお話できて楽しかった。
年季の入ったオーブンのなかは、今朝焼いたパンの余熱が
残っていて、まだじんわりと暖かかった。

帰りは神奈川県立生命の星・地球博物館へ。
ここはこぢんまりした県立の科学博物館かと思いきや
いきなりエントランスに3mくらいのグリズリーの剥製があったり
(しかもすごく攻撃的なアングルの。子供泣くわ。)
絵画のように配置された虫の標本がぎっしり飾られていて
かなりマッドなかんじ。
かなり大きなクラスタや隕石の展示もあるので、鉱物好きにもたまらないだろう。
帰りも青いロマンスカーに乗って、ばびゅーんと帰宅。
ランチにたらふく食べたので、夕食は軽めに。
丸井の地下でお惣菜を買って帰った。