2008 イタリア

Italia:Roma 7


ランチのあとは、町をぶらぶらと歩きつつパンテオンへ。
なんだかあまりイメージがわかなかったのだが
実際に見ると「完全な遺構」であり、「世界最大の石造建築」というのは凄い。
1900年もこのまま建ってるのかあ。
ラファエロの墓やらヴィットリオ・エマヌエーレの墓やら
有名人の墓が一同に会しているらしい。
ラファエロは「ここに埋葬して」つって37歳で死んだらしいが
どんだけ大物なんだ。
忌の際に「大山古墳に埋葬してください」って言うようなものでは。(スケールとしては。
せっかくここまできたのだから、と、ローマ屈指の広場である
ナヴォーナ広場に来てみたものの、有名なネプチューンの噴水、
四大河の噴水、ムーア人の噴水は修復中なのか養生されていた。
こんなふうに、ローマは(あたりまえだけど)必ずどこか修復中だ。
この広場に入る道すがら、民族衣装を着た人々の行列とすれちがった。
女性も男性も歌をうたいながら歩いているのだが、
小節の終わりに音程が「ひゅいっ」と上がるのは
ブルガリアの民謡を思わせた。
貧しかったり紛争をしていたりする地域のデモなのだろうか、
それとも、もっと喜ばしい行列なのだろうか、
ちょっと暗い印象を受けたけれど。
おそろしく天気のよいなか、テヴェレ川に沿って歩き
昨日入れなかったサンタンジェロ城に入ることにする。
天使たちが並ぶサンタンジェロ橋は華やかで
一体一体すべて撮った。
どの角度から見ても美しいのだから、彫刻とはすごいものだ。

城内の異質な翼の天使。
これは石の翼を内側から支えるパーツなのか
はじめからこの鋼の翼が生えているのか、謎。
でもなんかかっこいいよ。

城の頂上に立つ、剣を鞘におさめる大天使ミカエル。
ときの法王に疫病の終息を告げたことに由来するらしい。
よくみると、超ローウェストの服(?)を着ている。

城の内部は、牢獄の部分やら、壮麗な壁画が書かれている部分やら
2世紀のはじめに作られて以来、とにかくいろいろな用途に使われすぎていて、
ちぐはぐな印象を受ける。モンサンミシェルもこんなかんじなんだろう。
日本は城が寺になったり、寺が牢獄になったりしないもの・・・

螺旋階段におちる黄金のやわらかな光。
一番よかったのは展望テラスのバー。
ローマが一望できる。回廊にそって、葡萄棚がつくる日陰があり
昼からシャンパンなどを飲んだら素敵だと思う。これはいつかの野望。
地下鉄の駅までかなり長いこと歩いて、ホテルにあずけていた荷物を受け取る。
またしても、ランチで会ったカップルとフロントでばったり。
彼女たちはピサのほうに行くらしい。
「bon voyage!」と声をかけあってお別れ。

Italia:Roma 7” への2件のフィードバック

  1. 素敵だわぁー。てか、写真だよね、色だよね、いつもながら絶対的な違いを感じるわ。私が撮ると、単なる証拠写真、みたいな感じだもんw
    展望テラスのバー…気持ち良さそう!!

  2. >seicoちん
    今回は偏光フィルターなるものを付けて
    撮ってみた。これは空が青くうつるのだ!
    今回はデジカメだったから、ちょっと
    小細工してみたのだが、やっぱりあたしは
    フィルムが好きだなー。
    しかし、証拠写真てwww
    irohaの写真もすきよー!

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