Journal

hospital life 3

朝、かなり視力が落ちていて、肝心の部分も剥離していたとのことで
緊急手術が決まる。
かなりびびる。ただ、早く処置をしてもらえるようでよかった。
車椅子で、誰もいない長い廊下を移動する間は
もう死刑囚のような気分。
車椅子を押してくれた看護師さんが、麻酔科の看護師さんに
「初めての手術ということで、かなり不安のようです(=かなりびびってます)」
と伝えていた。
うん。。。チキンハートなんだよ。。。
秘密基地みたいな手術室では、8人くらいがうろうろと計器や
麻酔の準備をしていた。
「まぶたが重くなったら合図してください」と言われたものの
手足がうごかせないので人差し指を立てたのだが
誰にも気づいてもらえなかったもよう。。。しょんぼり
まぶたが重くなる前に、肩、胸、腕がぐっと重くなり
誰かにおさえつけられているようなかんじ。
自発呼吸ができなくなり、一瞬パニックになった。
手をさすってくれている人がいたのだが
その人の手をひっかいてしまったかもしれない。
「う、息できない!まずいかも!」と思った瞬間、落ちた。
おそらく、その間1秒くらいだろう。
次に覚醒したときは名前を呼ばれ、肩を叩かれたときで
すっかり手術は終わっていた。
おお、これこそ「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」ってやつだな。
体はだるく、ぼーっとしたかんじ。
酸素マスクを8時間、点滴を2袋こなすまでは
はずしてもらえないとのことで、夜は覚醒と眠りの狭間でうろうろする。
血が止まるまでは上体を起こして眠らなければならないのも辛いが
北欧の貴族はそんな眠り方をしていたような
(だからベッドが異常に短い)そんなことを思い出す。
時々、首のうしろあたりにある(ような気がする)意識の束を
ぐいっとひっぱられるようにして意識が遠のくのが怖い。
呼吸が浅くなり、このまま落ちたら死ぬ!と思って目が覚める。
この感覚は麻酔が残っているからだろうか。