paper driver’s music

週末、伊豆に行った。




いつもの熱海の宿はすでに先約が入っていて取れなかったので
伊豆高原のオーベルジュを予約する。
行きはものすごい渋滞で難儀したが
宿の部屋は(何故か)アジアン風味で素敵だったし
夕食も東南アジア料理がメインで美味しかった。
渋滞のせいでチェックインが夕食ギリギリになり
深夜に露天風呂に入ったんだが、やはり暗い風呂は良い。
(最近、自分の中で「暗い風呂」が大流行している。)
翌日は伊豆半島を時計回りにぐるっとドライブ。
御用邸のある須崎のあたりが良かった。
海が本当に青くて、透明度も高い。夏は混むのだろうが
こんな季節は浜辺に下りる人もあまりいない。
水仙が海辺の丘陵地帯に咲き乱れていて、良い香りがした。
下田の港にある魚料理屋さんで定食を食べて堂ヶ島へ。
「らんの里 堂ヶ島」という施設が、かなりやばかった。
コンクリうちっぱなしの温室が海に面した山の斜面に7棟点在し、
内側も外側も、植物に飲み込まれている。
途中、精神を病んだ鸚鵡に出会ったり、白衣を着て黙々と
蘭を培養するおばさんがいたり、かなりのワンダーランド。
ここを舞台に、密室の温室で次々と人が殺される本格推理を
(もう百万遍も読んだようなやつ)島田荘司あたりに書いて欲しい。
京極夏彦も篠田真由美も、温室が舞台のは書いてるので、あとは綾辻行人か。
有栖川有栖には、ちょっと舞台が重過ぎる気がする。
と、自分の運転があまりに下手なので凹む。
とりあえず2~3時間は運転交代できるレベルまで練習…
したい…

paper driver’s music” への2件のフィードバック

  1. あの~、精神を病んだ鸚鵡が
    すごく気になってしまったんですけど…、
    どんな感じだったんですか?

  2. >蜜柑さま
    mixiのほうでも物議をかもしてしまいました
    「精神を病んだ鸚鵡」ですが、ケージに入れられて
    とにかく人間が近寄るとウロウロと落ち着かなく
    エサを食べるでもなく、ひたすら散らかして
    かなりストレスを感じてるようでした。カワイソス。
    せっかくだから温室の中で放し飼いしてもいいくらいだとは
    思うんですが、あの嘴の鋭さは
    こどもくらい殺せそうなのでやはり危険か・・・

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