2008 トルコ

Turkey : Istanbul v - Pamukkale

エジプシャンバザール前のエミノニュ駅から
トラムヴァイに乗ってチェンベルリタシュ駅へ。
「チェンベルリタシュの塔」と呼ばれる、イスタンブールで
最も古いモニュメントがあるのだが、残念ながら
修復中で足場が組まれていてブツは見られなかった。
今日は、パムッカレに行く日で3時までには
ホテルに戻らねばならないため、近場を散策することに。
旧市街の南側に点在する「シリア正教会」「アルメニア正教会」
という文字を見つけ、イスラムの国のキリスト教会ってのは
どんなものなんだろうと思ったのだ。
チェンベルリタシュ駅から南は、海にむかって
急降下の坂になっている。おまけに石畳で歩きづらい。
迷いに迷って、ぽんと出た四辻には
新年の飾りがされたレストランが軒を並べる一角で
こどもたちが飾りの風船を派手に割っていた。
海沿いに走る幹線道路をわたると、築地のような魚市場が並ぶ。
ヒラメ、サバ、イワシなどがずらりと並ぶ様は圧巻で
シーフードレストランの客引きも多い。

なかでも、グルジア人のおやじは、魚の名前をすべて
日本語で説明してくれたので「すごいね!」と褒めると
おやじ「You speak English?」
まい「Yes」
おやじ「(英語で魚の名前を連呼)」
まい「Excellent!」
おやじ「Est-ce que vous parlez le francais?」
まい「Oui, un peu」
おやじ「(フランス語で魚の名前を連呼)」
まい「Tres bien!」
おやじ「Puo parlare Italiano?」
まい「Si, un poco」
おやじ「(イタリア語で魚の名前を連呼)」
まい「Bravo!」
おやじ「Espanol?」
まい「わかんねっす…。」
おやじ「(それでもスペイン語で魚の名前を連呼…)」
各国語で魚の名前を連呼したおじさん(グルジア人らしい)は
偉業を成し遂げ、非常に満足そうであった。
敬意を表して、おじさんの店に入ったよ。
大きな桶に魚を盛ってきてくれて、それぞれ調理方法をお願いする。
海老のボイル、ヒラメのムニエル、イカのフリットを頼んだのだが
前菜もふくめ、どれも美味しかった。

たそがれるグルジアおやじ(語学堪能)を、店内からパチリ。
すっかりおなかいっぱいになって、町に戻る。
このあたりは国鉄のクムカプ駅が近く「クムカプ地区」と呼ばれているらしい。
細い路地は下町っぽく、洗濯物がさがる古いアパートや
乾物屋、八百屋、金物屋が軒を連ねていて、東京の金町みたいなかんじ。
オスマン時代の2階がはりだした建築も、まだ多く残っていて
木造で、どことなく西欧のデザインも取り入れた建築は、
日本の和洋折衷を彷彿とさせて楽しい。
壁の色もピンクや黄色やグリーンなのだが、いいあんばいに
色あせているのだ。


すっかり、当初の目的を忘れた頃に突如、キリスト教会を発見。
しかし、高い塀に囲まれ、中には入れない。
絶対数が少ないからか、99%がイスラム教の国だからか
なかなかガードが固いのであった。
さらに路地をゆくと、「みたこともない」教会に出くわす。
どうやらアルメニア正教会らしい。

柱と窓枠の切り方は、スペインのアンダルシアあたりの教会を思わせるが
アルメニア語の紋章が掲げられ、なんともエキゾチックだ。
残念ながら、ここもガードが固く、断念。
アルメニアといえば、1世紀にはすでにキリスト教が伝播し
世界で一番はやくキリスト教を国教にした国でもある。
(ふつうにノアの方舟の破片や、ロンギヌスの槍が残ってるってのも胡散臭くていい。)
トルコにいるくせに、すっかりアルメニアに行きたくなってしまった。
ああ、行きたい。行きたい。
そろそろ時間なので猫と遊びながら石畳の坂道をのぼっていくと
唯一、ロシア系の協会は見学OKで中に入ることができた。
当初は教会を見ることだけが目的だったが、魚市場や
下町の建築や猫(たくさん)を激写し、大満足でクムカプ散策を終える。
さて、これからは2泊3日の国内温泉ツアー。
ネットで現地の旅行代理店を見つけて、送迎付きで手配した。
3時すぎ、ホテルに現地旅行代理店のスタッフがお迎えにきて
そのまま車でアタトゥルク国際空港から国内線でデニズリへ飛ぶ。
デニズリの空港に迎えに来てくれたのは
推定70歳くらいのおじいちゃん。通称「ホジャ」さん。
(トルコでは先生、僧正という意味の愛称らしい)
英語がしゃべれると、これくらいの年でも働けるんだなー。

小さい空港で、乗り降りもなんかテキトー。
英語を話すのだが、前歯が抜けているため、
ほとんど何言ってるのかわかんない。申し訳ない。
「あー、ゆー、わきゅ?」

「Are you working?」
だということを理解するには、かなりの想像力がいる。
でも、わたしがトルコ語で挨拶すると嬉しそうだった。
そこからさらに真っ暗な道を車で1時間。
途中、ライトアップされた石灰棚が見えて、幻想的であった。
遠目に見ると、まるでゲレンデのようなのだが、
温泉の成分が白く結晶した鉱物らしい。
ホテルは温泉付きなのだが、レストランのボーイさんに
「食後に温泉には入らないほうがいい!」と強く言われ
なんだか怖くなったので、早寝した。
わかったよ、明日朝入るよ・・・

Turkey : Istanbul v - Pamukkale” への6件のフィードバック

  1. もしよかったら、チュニ猫やシチ猫みたいな感じで
    トルコの猫(トル猫?)の写真も拝見したいです。
    アルメニアのことはほとんど知らないんですけど、
    なぜかアルメニア語には興味があって、辞典が欲しいと
    思ったことがあります。

  2. トル猫!リクエストありがとうございます。
    鋭意準備中でございます。
    もう少しお待ちくださいませ~。
    (今、写真のデータを業者でスキャンしてもらってるので)
    いや、自分で言うのもなんですけど
    今回はかなりいいですよ!w
    なにしろ、猫の数がハンパじゃなかったので…。
    アルメニアの文字って、不思議ですよね~

  3.  うーーんうまそうな魚たちだ!どの大も小も魚も『俺が一番うまい!』と競いあってるみたいだっ!うーーん腹が減った。。。
     おやじのこの表情。なるほどくせものだっ。このくらい自信満々、こうるさく生きてみたいものだ。
     洗濯物を干している紐は、道を隔てたお隣さんのうちにつながったいるんだよね?共同で使っているのかな?これぞ人の暮らし。うちはマンションだが、帰宅は夜遅く、隣の人とはほとんど顔も合わさない。。。これでいいのだろうか。。。

  4. >ツッチー
    ねー!サカナは本当に新鮮で美味しかったよ!!
    このおやじはヤリ手のキャッチ(笑)
    日本の観光地でも、さすがに5ヶ国語を操る
    土産屋のおやじはいないと思う。
    うちは下町だからか、わりと同じマンションの人たち
    仲がいいです。1階に共有スペースがあるからかも。
    そういうのがあると、宴会したりするんだよね。

  5.  近所の人たちと宴会?いいねー。そんなマンションもあるんだね!主婦は子供つながりでいろいろあるが、私は挨拶くらい。バイクいじりをしてると主婦たちからは白いめでみられ、近づいてくるのは子供だけだなあ。なにしてんのーーって。。。こいつはだなー、95馬力で軽自動車よりエンジンが大きくって。。。ふーーん。
     あー馬の耳に念仏。。。

  6. >ツッチー
    もともと近所に住んでた人たちが越してきたのと
    あと、となりが小学校で、こどもつながりってのも
    あるんじゃないかな~
    きっとツッチーのバイクは、こどもたちの
    憧れだと思うよ!!

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