2008 トルコ

Turkey : Istanbul iii

12/31
朝 トプカプ宮殿へ
宝物館はものすごい人でいきなり諦める。
前に来たときは、もっとガラガラで、こんなに人がいなかったような気がするんだが
冬のイスタンブールってのは観光シーズンなのかな。
ハレムは、2回目だがいつ見てもすごい装飾。
モザイクタイルは夏はひんやりしていて気持ちよさそうだけど
冬は相当寒そうだ。
オクラとキャベツの絵が描かれた暖炉があるのだが
これは貴族のスポーツチームのマークだそうで。
オクラさんチームも、キャベツさんチームも
なんとなく弱そうでかわいい・・・
トプカプ宮殿の中のレストランでランチ。
金閣湾が見える眺めのよいところだ。
「アイラン」という、塩味のヨーグルトドリンクを飲む。
これ、慣れると結構美味しい。
モザイクで埋められた部屋ではなくて
なんてことのない廊下と、その奥の階段を撮っていたら、
老紳士がデジカメの液晶をのぞきこんで「よろしいですな」と褒めてくれた。
英語だかフランス語だかわかんないくらいのフランス訛りだったので
「フランスからいらしたのですか。」とフラ語で聞いたら
ずいぶん大袈裟に驚いていた。
やっぱりトルコでアジア人がフランス語しゃべるってのは、意表をつくらしい。

トプカプ宮殿を出たあとはタクシーでカーリエ美術館へ。
ここはイスタンブールのはずれにあり、タクシーでないと行けないのだが
前回同様、今回もぼったくられた。タクシーだけは信用できない。
カーリエ博物館は、もとキリスト教の修道院で
宗教画が非常によく残っている。
とくに天井いっぱいに描かれた聖人の絵は保存状態も良くて絢爛豪華。

行きにぼったくられたかわりに
帰りはうまく旧市街行きのバスが見つかったので
めちゃくちゃ安く帰ってこれた。捨てる神あれば、ってやつだな。
バスはグランバザールのすぐ近くが終点だったので
念願の古本屋街。
神保町のようなかんじで、クルアーン(コーラン)や学術書
小説なんかの古書のほかに、綺麗な絵はがきや、
オスマン時代の挿絵つきの本などが売られていて楽しい。
路地の奥にある趣味のよい画商で、綺麗なグリーティングカードを買った。

古書街を出たところにある果物屋で
生ざくろジュースをしぼってもらう。
灰汁が強いが、体によさそうな味。
その後、グランバザールへ。
トルコ語では「カパルチャルシュ」と言うが、トラムの駅名も
「カパルチャルシュ・グランバザール」と案内しているので
世界的な通称は、やはりグランバザールだ。
でも、はっきり言って土産以外買うものはない。
浅草の仲見世みたいなもん。
でも、とにかく古いハコと複雑に入り組んだ路地、
褪せた天井の模様の怪しげな雰囲気は好き。

くたくたに歩き疲れたので、珍しいおしゃれカフェで一休み。
まるで青山にありそうな内装だなあと
思っていたら、お値段も青山並であった。(と思ったらIlly系だった)
トルココーヒーを注文する。
そんなに美味しいもんじゃないよなあと思いつつ頼んだが
案の定、粉っぽくて美味しいものではなかった。
名物に美味いものなし。。。
一度ホテルに荷物を置いてから、スルタンアフメッド地区へ。
大晦日、どこもプリフィックスのコースばかりで
レストランに入りあぐねていると、またしても日本語の達者なトルコ人に声をかけられ
安くて美味しいロカンタ(定食屋)「カラデニス」がいいよ、と教えられた。
またしても、別に土産を売るわけでもなく去っていったので
ただ喋りたいだけかもしれない…
「カラデニス」は蛍光灯がんがんで、サッカー中継を流しているような店だが
サラダはサービスでつけてくれたし、ピデ(ピザ)も焼き立てで
ボリュームがあって美味しい。
とくにパトルジャンケバブ(なすと挽肉が交互に串にささって焼かれたやつ)が気に入った。
ライトアップされたアヤ・ソフィア博物館と、スルタンアフメッド・ジャーミを
左右に見ながら帰路。