paramita


友人たちの日記で百日紅、金木犀、彼岸花のことが書かれ始めると、
ああもう本当に夏が終わってしまったのだな、と思う。
四方を墓に囲まれているこの界隈では、
住人たちの粋なハカライにより彼岸花があちこちに植えられている。
年々、数が増えているような気がする。
某有名寿司店・○池ではプランターふたつにみっしり彼岸花。
大将の趣味なのか?
我が集合住宅のエントランスは、江戸時代からあった植物しか
植えてはならぬという掟があるらしいのだが、そこにも紅白の彼岸花。
江戸時代といえば、先日京都で見た
「プライス・コレクション-若冲と江戸絵画展」は素晴らしかった。
なにも若冲だけが凄いわけではなく
この時代の画家はクレイジーな画家が多いということを知った。
緻密かつ大胆な構図が素敵。
若冲は精密に書き込まれた動物画が注目されがちだが
墨でざんざんと描かれた「芭蕉図」なんて、今でも全然
賞味期限が切れてなくて、そのまま部屋に飾りたいくらいなのだ。

paramita” への5件のフィードバック

  1. 彼岸花ってさ、土竜が畑に入ってこないように という目的で植えられたものなんだって。
    球根の匂いを、土竜が嫌うのと球根には土竜の身体に毒になる成分があるんだって。
    殺生をせず、この方法で対策。スバラシイね。
    関係ないんだけど、彼岸花って「花咲き山」に出てたよね。
    希琳もこの花大好きなんだけど、小さい頃にたくさん摘んで
    お家に持って帰ったら母親に「このお花は摘んじゃだめ。」って「花咲き山」を読んでくれて、それでそのイメージが
    強いのかも(本当はお彼岸用の花だから摘んじゃだめって、言いたかったんだろうなあ・・。母親の配慮もスバラシイ 笑)

  2. >DDDさん
    なんでもそうですが集団になるとパワーありますよね。
    こういう朱色っぽい赤って、ほかにはあまり見ない色で、風景のなかにあるとどきっとするんですよね。
    >たかっちょさん
    なんか和風なんですけど、サイケですよね。
    わたしも好きですー。
    >ゐさん
    そうそう、ピンでも良いよね。
    ちょっと蟲っぽいんだ。
    >希琳ちゃん
    天蓋花とか死人花とか天涯花とか幽霊花とか
    いろいろ言われてるけど、モグラ撃退花だったってのは初耳!
    花咲き山、なつかしいー!

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