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週末のこと。
土曜の夜は京都で宿が取れず、伊勢丹でおべんとうを買って
JRで滋賀の近江八幡へ出て、ホテルの部屋で食事をした。
翌朝は、こまちゃんとデート。
近江八幡の改札で待ち合わせる。
もう1年以上会っていないのに、お互い全然変わっていないようだ。
すぐにいつものマシンガントークが炸裂する。

タクシーで「白雲館」へ。
ここは明治10年に建てられた擬洋式の学校建築で
白い壁と、堂々たるファサード、それから六角の屋根がかわいらしい。
しかしながら、中は観光案内所のようになっており、
地方の歴史、地理、物産などを手作り感満点のディスプレイで
展示陳列しているため、混沌としている。
きっぱりと情報整理して、建物の内部も美しく見せるようにすれば
もっとうんと良くなると思うのだが、
市の観光課の事情ってもんもあるんだろう。
明治村も近いことだし、見習うのだ近江八幡市よ…!
その後、日牟礼神社へ。なぜか鳥居をくぐったところに洋菓子屋があり、
名物のバームクーヘンを求めて人々が列をなしていた。
こまちゃんは頼まれた大量のバームクーヘンを店から発送していた。
近畿〜東海では有名なんだそうだ。
せっかくなので焼きたてのをふたつ購入。ふたりで歩きながら食べる。
ずっしりとしたバームクーヘンの面影はなく
最近の主流と比べると、ちょっとないくらい甘い。
(焼きたてで温かかったから、余計甘くかんじたのかも。)
ふわふわで卵の味がして、なつかしいような味だった。
さすがに美味しい。
近江八幡は琵琶湖からの水を堀にめぐらせた水郷で
古い町並みの間をぬうように、綺麗な水路がある。
道に迷いつつ散歩していると白い犬が自主的に散歩している。
なんとなくこちらを振り返りながら歩いているので
後をついていくと「かわらのミュージアム」へ。
客引き犬…???
こちらはこぢんまりした個人の美術館だが
展示方法も建築も素敵だった。昔から瓦はここの地場産業らしい。
美術館の庭を抜けると、ちょうど水郷めぐりの船の停泊所だったので
千円わたして船を出してもらう。
蒸し暑い日だったが、水面を抜ける風が気持ちよくて
両脇には菖蒲が茂り、上からは椛や紅葉が枝垂れていて
本当に素敵だった。春と晩秋あたりが良さそうだ。
沿道のこどもが手を振ってきたりしてほのぼのしてしまう。
水のあるところはやっぱり良いなあ。
後頭部から、モヤモヤしたものが抜けていくような心持ちになった。
近江といえば「近江商人」、ということで
町は「あきんど道」なる観光ルートがある。
立派な“うだつ”の日本家屋が水路に沿って並ぶ様は
なかなか壮観。町自体もこじんまりとしていて
半日で観光するには調度良い大きさだ。
お昼はフンパツして近江牛のフルラインが詰まったお弁当を。
精肉店が経営する食堂だけあって、
1ヶ月ぶんくらいの牛肉を食べた気分になった。満足。
雨がぽつりと来たので、散歩は切り上げて早々に退散することにし
岐阜へ向かう。

ohmihachiman-gif” への2件のフィードバック

  1. 近江牛は、高かったね〜。
    おいしかったけど♪
    最近、牛アレルギー(?)なんだけど、大丈夫でした。
    一番高いステーキも食べてみたいけど、
    宝くじ当たったら、行こう!
    水郷めぐりは、なかなか快適だったね。
    なぞの廃墟の煙突、ホフマン?なんとかを
    近くで見れなかったのが、残念。

  2. >こまちん
    いやいや〜、遊んでくれてありがとでした!
    初の滋賀!琵琶湖は大きかったね!
    (日本海かと思ったよ。)
    牛アレルギーだったんだ〜。大丈夫だったようで
    よかったよかった。精肉屋さんが経営してる
    店だったから新鮮だったのかしらん。
    今度はホフマンなんとかの遺跡も見たいよ。

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