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a fig and a peach

雅月は社員旅行とやらで早朝に部屋を出たが
わたしと希琳ちゃんはホテルでだるだると化粧をし、
テレビで旭山動物園の番組を真剣に見ていた。
デパートのレストランで懐かしいかんじの中華料理を食べ
地下食品売り場でお土産を買う。
難波の高島屋の地下はスイーツが充実していて
見ているだけで幸せになる。
女の子とデパートでデートするのは本当に楽しい。
さがる一方だった女子ゲージもちょっとあがったかんじ。
梅田のヨドバシに行き、最上階の広いカフェで
無花果のタルトを食べた。相変わらずノスタルジックな味の果物で
いつも明石の家の庭を思い出す。
希琳ちゃんは無花果と桃のタルトだった。
彼女は桃が大好きだ。
遠くで暮らすことになる彼女とのお別れは切ないが
いつでも会える意気込みなので淋しくはない。
希琳ちゃんはどこにいても周囲の人々をハッピーにしているだろうし
熱のこもった写真を撮り続けているだろう。
そう遠くないうちに私は英国に遊びにいくし
彼女は暑い夏の日に東京に来る。
世界のどこにいても幸せを願っている。

a fig and a peach” への2件のフィードバック

  1. 希琳はいつも世界の端っこからまいのことを想ってます。
    告白してやった。
    行ってきます。また後で。

  2. 告白された!(ラヴ。
    もう着いたころかね。
    そっちはこんなに暑くないんだろうな。
    大英博物館に行きたいよ。

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