古本の神様。
来週から東京の果てまで電車通勤なので
なにか本を…と思い、自転車で古本屋のハシゴ。
まずは動坂下の古書ほうろうへ。
ここは広いし、分類もきっちりされていて
芸術、文学、音楽関係は志を感じる品揃えなので
店内をぶらぶらしているだけでも楽しい。
イベントなども積極的に参加されていて、
千駄木の往来堂と並んで町を代表する本屋さんだ。
向かいにBOOK OFFが出来ていろいろ心配されていたが、
頑張っていらっしゃるご様子。
敬意を表して同じ本ならこちらで買うことにしている。
小川洋子『完璧な病室』（中公文庫）、『まぶた』（新潮文庫）を購入。
昔、森博嗣の文庫がずらりと揃っていた気がしたのだが
もうなくなっていた。
センダックの豪華な画集にも惹かれたが、まず持って帰れないし
今日のところは諦める。
森博嗣を捜してBOOK OFFへ。
『すべてがFになる』『笑わない数学者』（講談社文庫）を発見。
小川洋子『密やかな結晶』（講談社文庫）も見つけた。
今日は大収穫だ。
“the fateful encounter” への11件のフィードバック
「刺繍する少女」は除籍扱いになっていたので
手に入れる事ができたのですが、
「密やかな結晶」は読んでみたいと思っているのに、
運悪く、まだ借りる事が出来ていないので
うらやましいです。
除籍扱いで手に入れる？
図書館でお借りになっているのでしょうか。
意外と小川は古本屋に出てますね。
ほとんどBOOKOFFで揃えました。
『博士の愛した数式』を速く文庫化してほしいものです。
説明不足でした。
時々、近くの図書館で除籍扱いになった本の
無料引取りを行っていて、
一人十冊までは自由に貰えるんですよ。
そこでたまたま見つけたんです。
おおお、そんなシステムがあるのですねー！
図書館太っ腹！
うちの近所は図書館というか、コミュニティセンターの中にある図書室、という風情であまり蔵書がないんですよー。メールで注文できるので便利なんですが。（このあいだ返却しそびれてたらメールで催促が来た…ハイテク…）
「密やかな結晶」は、小川本のなかで「薬指の標本」と並んで一番好きです〜。
変態萌え度は断然「薬指の標本」のほうが高いですけど。
変態系白衣眼鏡好きとしては、勝手に眼鏡装着の図を想像しつつ読んでおります。
マイさんが仰っていた田辺誠一…なるほど。
今月末に「博士の愛した数式」の文庫が
発売されるらしいですよ。
ダ・ヴィンチに載ってました。
それから、以前の書き込みのおかげで
「密やかな結晶」について知ることができたので、
トリコさんに一言、お礼を。
ありがとうございました〜。
＞トリコさん
うおお、『密やかな結晶』めっちゃ気になります！
理系萌えとしては白衣ははずせませんな。
そして眼鏡…本を読むときだけ眼鏡とか萌えますね！
弟子丸さん、吹越満とかどうでしょうｗ
＞蜜柑さん
そうそう！『博士の愛した数式』ようやく文庫化らしいですね。
友人からAmason情報をもらいました。
先月から本屋に行くたびに書架の間で逡巡していたのですが
買わなくて良かった〜〜（涙
映画化もされるそうですね。
あ、文章力なさ故に誤解を…変態白衣理科系はデッシー（弟子丸氏）のことでしたw吹越満！それはそれで観たい！
「密やかな結晶」にも勿論、素敵な変態さんが出ていらっしゃいますよ。タイプライターフェチ（なのかな）。
＞蜜柑さん
こちらこそ、そう云って頂けて嬉しいです〜。蜜柑さんが「密やかな結晶」にめぐり合えますように。
フェチというほどではないけど、
タイプライターのタイプ音（？）が好きです。
あの音がかっこいいと思うので。
パソコンのキーボードはどれだけ淀みなく打っても
あんまりいい音がしないので、
つまんないです。
＞蜜柑さん
そんなあなたにぴったりなのがありますよ！
「メカニカル戦隊カチカチレンジャー」
…。
名前がアレですけど、タイプライターまでは
いかないですけど、たしかなカチカチ感があって
なかなか快感でした。3500円くらいだったかな。
こんなアレな名前じゃなくても「メカニカルキーボード」で
検索すると結構あると思います。
参考まで。
http://www.at-mac.com/supply/katikati/kati.htm
「あの日、ヒーローになりたかったあなたに」は
ちょっと笑ってしまいました。
ヒーローに憧れた事はないけど
（仙人とか魔術師の方が好きだったので）、
けっこう気になりますね。
気に入る音だったら、買っちゃうかもしれません。
情報、ありがとうございました〜。
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