in the arms of hypnos

眠い。
眠っても眠っても眠い。
眠り病だろうかこれは。

“Somnus est imago mortis”(眠りは死の似姿である)
というラテン語の格言があって
ソムヌス(眠りの神)はモルティス(死の神)の弟で
それぞれ現在のラテン語系言語の
「眠り」と「死」の語源にもなっているのだが、
じゃあ眠りの神ヒュプノスってのは何だったっけ?と思ったところで、
ああ、ソムヌスはローマ神でヒュプノスはギリシャ神で、
だから根本的に名前が違うのだな、ということもほぼ同時に思い出し、
まったく関係ない状況の中でひとり納得したりしている。