talk like singing

卒業制作の追い込み。
製本まで自分でやる、と豪語した手前、データを提出しても
まだまだやることは残っているのだった。
紙とかインクとか最終の消耗品をヨドバシで買出すついでに
気分転換にk隊員と上野でお茶。
(そうやって気分転換をしているうちに締切り前日…)
k隊員はいつでも終始穏やかで聞き上手で歌が上手い。
お金を払いたくなるくらいだ。
そして私の状況をあまりに的確に言葉にしてくれるので
私の悩みは案外たいしたことない、という事がわかった。

昨日の深夜、湯島のドンキまで自転車を飛ばしていたときは
何故だか妙にムシャクシャしていて
「憤懣やるかたなし。」という気分で虫の声も忌々しく
池之端に延々と続く鬱蒼とした木々のトンネルに怯えていたのに
今日は真っ暗な上野公園を走っても怖くない。
抽象とはこういうことなのか。