Journal読書

south of the border, west of the sun

国境の南には。
ということで村上春樹『国境の南、太陽の西』(講談社)読了。
よくもわるくも真面目すぎる小説だった。
私だったら一日で白髪になってしまうような状況だ。
このなかで一番すごいのは有紀子だな。リアルな強さだ。
結局、中上は気合が足りずに読むに至らず、
友人に借りた江國香織『つめたいよるに』(新潮文庫)を読み始めた。
かなり初期の作品だとおもうが、文章が綺麗で無駄がないのは変わらない。
押し付けがましさとか、こうあるべきという理想を
故意に避けているような気もする。
90年代っ子に人気があるのも頷ける。
わたしは「草之丞の話」が好きだな。
変化していく女の話を読んでふと川上弘美を思い出した。
8月も終わりなので、行く夏を惜しみつつ
眠る前に『神様』に収録されている「夏休み」を読んだ。

今日は手元にあったハガキサイズの印画紙に
猫の写真ばかりを集めて上製本の仕様で綴じてみた。
紙さえちゃんと切っておけば、そう時間はかからないようだ。
学習。