book street

神保町は凄くてあたりまえなかんじだが
不忍通りは地味に良い本屋が多い。
動坂の「古書ほうろう」は文学、哲学、芸術関係に強いし
根津神社近くの「往来堂書店」は、『街の本屋の復権』を掲げて
かなり個性的な品揃えを展開している。
(両者ともに書評が面白い!)
イベントの時だけオープンする「月夜と眼鏡」なんていう
素敵な名前の謎の本屋もあるらしいし、
春には路地裏に「ふるほん結構人ミルクホール」という古本&カフェもできた。
新書や文庫ならブックオフもあるし
なかなか恵まれているほうではないか。
ということで、読書キャンペーン好評開催中です。
未読リスト。
田中小実昌『田中小実昌エッセイコレクション2旅』
田中小実昌『田中小実昌エッセイコレクション5コトバ』
小川洋子『薬指の標本』
平沢進『音楽産業廃棄物』
湯浅博雄『現代思想の冒険者たちII バタイユ〜消尽〜』
保坂和志『カンバセーション・ピース』
村上春樹『少年カフカ』
堀江敏幸『熊の敷石』
阿部和重『シンセミア』
特に、読まないまま後ろめたさを感じ続けている
保坂、村上、堀江は読もう。絶対読もう…。

book street” への2件のフィードバック

  1. 『薬指の標本』は小川洋子の中でもすごく好きです。
    私はやっと『暗黒館〜』を買いまして、ぶ厚さに感動してます。

  2. >みわみわ
    『暗黒館〜』はトリック云々より
    絢爛豪華な幻想文学を読んでいるつもりで
    かかるのがいいかも。
    なんか『陰摩羅鬼の瑕』と雰囲気近いよ。

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