nightmare ii

2)巨大な竜の骨の話
ヨーロッパのターミナル駅のような場所で
ホームに人が一列になってロープを握っている。
まるで綱引きのようなかんじだ。そのうち発車の合図が聞こえ
人々はホームから何かにひっぱられるように離陸する。
なだらかに一列になって空へ飛び立ち、暫く巡航するが
そのうち乱気流に巻き込まれ、人々はロープからふりおとされそうになる。
列は垂直になり、そこに巨大な竜のようなものがまきついてくる。
骨だけのようだが、意思をもっているらしい。
竜にまきつかれた列は火柱のようになり
人はばらばらと振り落とされていく。
それを遠くから見ていた兵士(白い服を着ている)は
「何故あれを恐れるのだろう。あれで目的の場所にいけるというのに」と言う。
どうやらあの竜は兵士の軍の最終兵器であり、神のような存在であるらしかった。