MeSci

MeSci(ミーサイ)ってのは日本科学未来館の愛称なのだと。
これでミーサイと読ませるのは無理がある。
英語圏以外の人間だったら確実に「メスキー」って読むよな…。
そして、何度聞いてもベトナム料理っぽい響き。
オトナ4人でMeSciに行く。展示はだいたい環境、宇宙、工学、生物学(ゲノムが妙に熱い)にわかれていて、わりと最新のものを紹介していく意気込みらしい。
なかでもみんなの興味は宇宙関係で、ビッグバンとかインフレーション理論とかニュートリノとかの話で盛り上がった。ニュートリノの話はどんなに噛み砕いて説明されてもわからないのだが、東大の博物館で実験機を見たばかりだったのでちょっと身近に感じたのだった。
展示内容は非常にまじめに作っているのだが、哲学に近いような物理学を日々考えているキ○ガイみたいな人のインタビューを垂れ流しにしていたり、淡々としつつもかなりキワな展示内容だった。

宇宙につれていかれたメダカの再現。
歩いているアシモも見た。ちょっと動いただけで、やんややんやの大喝采だった。外国人観光客もビデオ片手に興味深々だ。2足歩行のロボットで日本人かここまで盛り上がれるのが新鮮なのかもしれない。アシモは動いているものに反応するらしくて、ケージ(?)に入っている間も、ガラスの向こうを覗き込む人々を見上げたりしていてうらさびしいかんじだ。
そして幼児体型ロボットPinoに感情移入している学芸員のおねいさんが面白かった。「今日はよく歩けた」とかいうレベルらしい。ほのぼのした。