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マネキンの首を見ると、何故か京極夏彦を思い出す
というわけで「陰摩羅鬼の瑕」読了。
1/5ほどのところ迄で3度挫折しましたが、中盤
京極堂が出てきてからは俄然テンポがよくなって
いっきに半分読み終えました。
しかし、しかしなんだかちょっと物足りなさが。
儒教やら葬式の民俗学をさしひいても
ストーリーに対して文章が冗長すぎるし
京極お得意のフラッシュバックの描き方にいまいち冴えがなく、
中盤で話のオチが見えてから、あと一回はどんでん返しがくるかと思いきや
以外にあっさりした終わり方。
個人的には★★☆☆☆というところでしょうか…。