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屋形船

うまれてはじめて屋形船というものに乗った。
「ものすごくゆれる」とか
「ひたすら天麩羅ばかり出てくる」とか
「絶対に酔って、えれえれ吐くのが普通だ」とか
「カラオケがついているらしい」とか
ろくでもない噂が流れ、船宿にむかう皆の表情は一同に暗かった。
しかし乗ってみると食事もまあまあだし
レインボーブリッジの下あたりに碇を下ろして
たゆたうかんじもよかったし、
デッキに出ると橋やらお台場あたりの風景が
きらきらしていて、よいものであった。

みゅうみゅうと近づいてきたカモメを見た後輩が
「あ、ハト!」と叫んでいた。