神様

神道というものにまったく興味がなかったのだが
南紀を訪れて以来、あのさっぱりとした信仰に
ちょっとだけ興味を持った。
神様がたくさんいるのが好い。
ここに神様がいないのが好い。
社にも何もないのが好い。
よい天気で風が気持ちよくて、
深い森や原や山の頂上に立つと
その土地の神様の気配を感じた。