梔子色のスフィンクス猫 投稿者: Mai Suzuki2003年6月28日2014年7月26日Blog、猫 谷中の桜並木には個人の墓としてはあまりに規模が でかすぎるような…という遠近感を無視した墓石が多い。 それぞれの碑には、それぞれの猫がいる。 この巨石の足元には、いつもは黒白のウシのような猫が いるはずなのだが、今日はこの子がいた。 耳がパピヨンのようにとがっていて、眼は切れ長。 梔子の色をしている。 まるでスフィンクスのような凛とした姿勢のまま眠っている。