夜歩く、プラネタリウム人間

プラネタリウムという空間が好きだ。
あの椅子の角度と、照明が気を失うように暗くなって
3等星くらいまで星がみえるようになると
あの小さなドームだったはずの空間が
どんどん外に広がっていく。
感覚が冴えてきて、でも冴えれば冴えるほど
眠くなってくる。