手のひらの中の小宇宙

ついに
ついに禁断の園芸に手を出してしまった。エドガー・アラン・ポオの
「アルンハイムの庭」はもとより、いとうせいこうの「BOTAQNICAL LIFE」を
読んだときから園芸にはヤバい空気を感じていた。
きっとハマると大変なことになる…と。
でも、天気の良いうららかな午後に、花の咲き乱れる
植物園のようなDOITに行ってしまってもう
わけわかんなくなりました。
この子たち連れて帰って部屋に飾りたい。
今ちょっと流行の苔玉も作りたい。
部屋の不気味なコンシンネをなんとかしたい。
などなど。
コンシンネ用に買ったテラコッタの鉢は予想に反して小さく
植え替えは断念したが、足元に挿し木したら根がついた子を
違う鉢に植え替えたり、新しい土を足したりした。
ワイヤープランツは苔玉に挑戦。
いまいち安定しなかったので盆栽風に。

ヘリクリサムは、わりと乾いたところを好みそうなので
おそろいの器にバランスよく配置。
この葉は厚みがあって、やわらかく
表面が薄く起毛しているので、さわるとまるで
ネコの肉球のようなのですよ。

巨大化を続ける多肉植物は、深い青の陶器に移し変えた。
そう、盆栽で危険なのは器に凝ることなのだ。
青い器がもっと欲しい…
自分で焼くか…