先日の三人会がとても楽しかったので、寄席ではなく独演会っぽいのが見たいなあと思っていたら、ちょうど三三師と吉弥師のふたり会があるというので直前にチケットを取り、私と同じく真綾ロスに悩んでいるPを誘って行ってみたのだが、いざ当日行ってみると最後列の端っこだった。前売りは完売とのことで、きっと私が買ったすぐ後に売り切れたのだろう。随分前からテレビでも札止めにする噺家として紹介されていたが、すごい人気なのだ。
その後、Watering Holeさんで新年のご挨拶をして、その後、戸越へ。素敵なビストロに連れていっていただき、ぼそぼそとアニメの話してたら、シェフが「僕も最近シュタゲ見ました!」って声かけられて恥ずかしいやら吃驚するやら(シェフはクリス派らしい)。その後、路地にあるEL DORADOという大変に素晴らしい名前のバーでも飲ませてもらって大満足の1日。
その後、動画で志ん朝師の「元犬」を見たら、導入部分からこまかい演出までよく似ていて驚いたのだが、サゲが全然違っていた。こういう楽しみ方もあるんだな。それにしても落語ってサゲがたいして面白くないというか、いわゆるオチとは違うのがいいなあと思う。スっと引く感じ。つい小説でも映画でも漫画でもドラマティックで合理的なラストを期待してしまう日常を反省するな。
- 桂そうば「手水廻し」
- 吉弥「質屋芝居」
- 三三「二番煎じ」
仲入り - 三三「元犬」
- 吉弥「一文笛」