友人たち5人で昼間から歌。
4時間半歌いに歌う。
カラオケ、というと眉をしかめねばならないのが文化人のお約束だが、
私たちカラオケは、無理やり演歌やニューミュージックや
手拍子やデュエットを強要される公的な苦行とは違うのだ。
皆、自分が歌う曲を選ぶのに必死だし
その結果、誰も知らない選曲ばかりだし
勿論そんなことで文句を言う人もいない。
k隊員からの課題曲「Always」は
べったべたの歌詞が痛々しいくらいのラブソングだったが
綺麗にハモるとなかなか気持ちの良い歌だった。
心のなかが、すっきり浄化されるような
ひさびさにそんな気分になった。
嗚呼、ストレス解消だ。
その後、暑苦しいもんじゃ屋に行き
もくもくと焼いては食べ、焼いては食べ。
そしてシメはお茶。
なぜか、話題は童謡のルーツから民俗学
都市伝説から宇宙空間、太陽系の惑星衛星の公転軌道、
コンピューターの意思世界にまで
隣席の若者には5%くらいしか共感されないような
テクニカルタームとジャーゴン満載の
誰も止められない壮大なオタ話で盛り上がった。
日常会話にさらっと「ミトコンドリア・イヴ」とか
「シリコン生命体」とか出てくる友人たちに乾杯…