
谷中銀座のどんつきに、nidoという硝子の店がある。
日本家屋の引き戸を開けると、
ギャラリーと硝子教室がいっしょになった不思議な空間である。
骨董の楽譜立てや革張りの洋書にまじって
ハンドメイドの硝子がぽつりぽつりと並ぶ。
シャンデリアや、ステンドグラス、ブローチ、鏡、キャンドルホルダーなど
どれもほっこりしていて可愛い。値段も手ごろだ。
今日はtiaraという蝋燭入れを購入。
部屋の吹硝子のランプにあわせて緑色を選んだ。
nido
http://homepage3.nifty.com/nido/
月別アーカイブ: 2月 2008
impressions
■ 捨てる
CDが200枚くらい収納されてたチェストを粗大ごみに出す。
たいしたこだわりもなく買った安い家具で、自分で組み立てたら
観音開きの扉がうまく閉まらなくて、5年ほどずれたままという
なんとも情けないチェストだったので、なくなってすっきりする。
しかしベッドの脇に何もないのは不便。
今までこのチェストの上には
目覚まし時計、香油、照明、ボディミルク、眼鏡
読みさしの本、蝶の標本、植物なんかを置いていた。
なにかで読んだのだが(Elle Decoだったかな)
女子の部屋には「祭壇」が必要なんだそうだ。
■ 健康診断
千駄ヶ谷にある某婦人科系で有名なクリニックでドックに入る。
問診~身長体重~眼圧検査~視力検査~聴力検査~採血
~X線~腹部エコー~胸部エコー~乳ガン検査~
子宮がん検査~ドックと、次々と検査室をめぐっていく。
これはまるでディズニーランドのようだ。
お医者さんも看護婦さんも、すごく人あたりがよくニコニコしているのだが
目が笑ってないのがちと怖い。
人生初バリウムだったが、思ったよりつらくなかった。
もっと1リットルくらい飲まされるのかと思ってたよ。
子宮がん検診は、女性の医師か院長(男性)かセレクトでき
終始カーテンの向こうで検査と説明が行われ
結局最後まで院長のご尊顔を拝することができず
どんだけやんごとないんだよ!と思った。
まあ触診もあるので、男性の医師はいやだという女子もいるようで
そういった配慮もあるのだろうが、そこまで隠れなくても・・・
■ 飲み
健康診断が終わってタガがはずれる。
退職した同僚を囲んで霞ヶ関で女子飲み。
霞ヶ関もちょっとは再開発されてきて、霞ヶ関ビルの隣にできた
カスミ・ダイニングという飲食ビルは、なかなか使い勝手が良いと思う。
ちなみに霞ヶ関ビルというのが日本初の高層建築だということを知ったのは最近だ。
あたしが生まれた頃にはすでに新宿に高層ビル街があったので、
高層ビルというのは、ある一定の高さから
徐々に高くなっていったものかと思っていたのだが
なんにでも初の、というのはあるものなのだな。
その後、麻布草ふえさんで朝まで飲み。
前日4時間くらいしか寝てなかったからか、
さして飲んだつもりもないのだが、さすがに倒れる。
17時間くらいぶっ通しで寝た。
ひどすぎる。
paper driver’s music
orchid garden 2008

http://3d-luna.com/photo/orchid/index.html
温室写真をUP
数年前に大きな資本が入って、ちゃんとブランディングを
されているにもかかわらず
異様なほどの頽廃と、閉塞感を持った建物。
蘭というのは、美しいような不気味なような
なんともいえない花だ。
by EOS kiss digital
flying boat

トルコ写真を現像したら、シチリアで撮影したフィルムが1本まじってた。
タオルミーナという、日本で言うと熱海みたいな保養地の
「4月9日広場」は、教会があり、海が見える展望台があり
広場のまわりをぐるっとカフェが囲んでいる素敵な場所だ。
なにやら、空にヘリコプターのようなものが飛んでいるのだが
なんか妙に軽そうだし、軌道もふらふらしている。
あれあれ、なんか海にむかって落下しているような?
「お?」
「おおお?」
といいながら、カメラで追っていたら、周りの人もみんな注目しはじめた。
そうこうしているうちに、そのまま着水して、
スイスイ海の上を走っていったよ。
一同( ゚д゚)ポカーン
impressions

■ diets
恒例のダイエット宣言をするたびに、ちゃんと2kgくらいは落ちるんだが
ちょっとバイオリズムが崩れるとまた戻ってしまう。
というわけで、来週の健康診断にむけて
しばらく夕食は栄養補給飲料にスイッチする。
(これをやると体調がものすごくよくなるんだが、強い意志が必要。)
■ aw
今年の秋冬はあきれるくらい服も小物も買わなかった。
秋の初めに靴を2足と、冬のはじめにDIESELでトップスを数枚買ったくらい。
ここ数年の流行がベーシックで、一度買った服が
毎年着まわせてしまうというのもあるが
自分の嗜好もどんどん非ブランド/かつシンプルなほうに行っていると思う。
冬はあたたかいダウンのコートと、肌触りのいいインナー
カシミヤのニットが数枚とデニムがあればいいや、とか。
クロゼットだって、今期手を通していないものを捨てたら
1/3くらいは空くと思う。
冬が終わったら、また整理しよう。
■ ***
なんだか周囲が落ち着かない。
すごーくいやな臭いのする話がある。
なんでああいうのにしがみついてしまう人がいるのか。
みんなが大変な思いをして、結局1円にもならないのが目に見えている。
鼻が利かないというか、なんというか(毒)
chaos room ii

サイレントチェロ様。
まあその世界では邪道だなんだと言われてるけど
デザインは美しいと思う。
必要な機能すら削ぎ落としてるので、なんか虫っぽい。
でっかいオブジェと化さないよう、頑張って練習しよ。
さて、サイレントチェロ様の場所を確保すべく
ベッドサイドのチェストを解体した。
とりあえず捨てずにとっておいた昔の携帯やPC関係のケーブル、
マウス、用途のわからないプラスチックのパーツなんかも全部捨てた。
MDは超貴重音源はPCに取り込んでおいたので、あっさり捨てられたが、
しかし、CDは困った。
今残っている200枚も、かなりの淘汰の末に残った猛者たちなのだ。
いつもはiTuneを使っているので、もはや円盤を触ることもないとはいえ
どうしたもんでしょ。
もろもろ捨ててすっきりしたのだが、よく考えたら
粗大ごみって、そもそも別に解体しなくていいし
おまけに収集は来週末まで待たねばならず
それまでの間、何の役にも立たないチェストの死体と
暮らさねばならないということが判明。
CDの置き場所も確保しなければならぬ。
しばし途方に暮れる。
chaos room

■ cello
サイレントチェロが届く。
C線とA線がもう緩んでいたのと、あまりにペグが固いので
果たしてこのまま弾けるんかいな、と不安になり
御茶ノ水のクロサワ楽器に持っていって見てもらう。
調弦のついでに、ナットとコマを削って微調整してもらった。
店長曰く「もろもろツッコミどころはあるものの、練習用だったら無問題」とのこと。
これでようやく自主練できそうだ。
■ lamp
トルコに行くたびに吹き硝子のランプを買うのだが
中に蝋燭を入れて吊るしておくのもなんだか怖いので
いい案がないだろうか、と思っていたところ
francfrancで蝋燭型のライトが入ったテーブルランプを発見。
I氏が「絶対に中身だけ売ってるはず」というので探してみたところ、
「LED ティーライト」という名前で、350円くらいで売られていた。
微妙なゆらぎも表現されていて、なかなか可愛い。
しかし、チェロやら妖しいランプやらが稼動しはじめ、
どんどんカオス化していく私の部屋。
ものを増やさないのが信条だったのになあ。
CDが入っているチェスト、まるごと捨てたい…
Turkey : Kadikoy – Istanbul
カドキョイは、ほんとに地元の人のための町で
駅前はごちゃごちゃしていて、もっさりした雑貨屋や電気屋が並び
それでも人はたくさんいて、なんとなく「錦糸町」ってかんじ。
おばさんたちが駅前で「ビルミルヨン、ビルミルヨン」と言いながら薔薇の花を売っている。
「ビルミルヨン、ビルミルヨン」というのは「100万」という意味だが
デノミが施行されても、まだ100万という呼び方は残っているようだ。
(今は100万が1になってしまった)
トラムヴァイに沿って埃っぽい大通りを北に歩いていくと、
軌道敷の両脇が遊歩道になっているちょっとおしゃれなエリアになる。
(とはいえ原宿の竹下通りみたいな垢抜けないかんじ)
現地の女の子に人気がありそうな雑貨屋で、凝った手刺繍の
かわいいストールを購入。しぶい色のも良かったが
珍しくオレンジとピンクという明るい色を選んだ。
特に面白い店もないので、お茶を飲んで、引き返す途中で
ふと、いいあんばいの路地を見つける。(こういうのには鼻が利く)
入って見ると、骨董屋が軒を連ねている。ビンゴ!
町歩きの鉄則は「来た道を戻らない」だな。
b様はガラクタの香水瓶などを購入。

オスマン時代の建築が残る骨董屋通りを抜けると
アメ横のような喧騒。八百屋や魚屋が、帰宅時間に合わせて
盛大に呼び込みをしている。
日本語の「らっしゃいらっしゃい」というのは「ブユルンブユルン」って言うんだが
なんかコワモテのおじさんたちがブルルン言っててかわいいよ。

ここの魚屋が飼ってる(らしい)ガチョウに遭遇。
なにもこんな道のまんなかで・・・
ちなみに日本に帰ってきてから、彼の名前が「ロディ」であったことを知る。

活気のあるカドキョイの町を堪能。このへんはまだ
ガイドブックでもあまり紹介されていないので、地図もないのだが
メインストリートの東側の路地が面白いのでオススメ。
帰りの連絡船も、デッキで頑張った。
ヨーロッパ側は、トプカプ宮殿やジャーミがライトアップされていて綺麗だ。

すっかりホテルの近所の道も覚えたころに帰らねばならないのが辛いが
エジプシャンバザールで最後の買い物。悔いのないよう
とりあえず欲しいかも、と思ったものは全て買った。(つっても安いんだけど。)
アラベスクのベッドカヴァー、三日月柄のクッションカヴァー、
アダチャイ(セージのお茶)、お土産のお菓子などなど。
何度も世話になった土産屋のお兄ちゃんとは、東京で会う約束をして別れた。
最後の夜は、お気に入りのレストラン「サヌルチュ」でディナー。
ガイドブックに乗っているような有名店だが、地下貯水池(地下宮殿)の一部を
階層してレストランにしていて、蝋燭と暖炉の光がなんとも黒魔術っぽい
妖しげな雰囲気で素晴らしい。今日はピアノの生演奏が入っていた。
(意外とスタンダードなナンバーだったのが残念だが。)
アナトリア風のケバブ盛り合わせをオーダー。
カッパドキア産の赤葡萄酒が美味しい。

やっぱりトルコは人が良いなあ。あと食べ物が素晴らしいねえ。
町に活気があるのも良い。
次来るときは、アジア側をもっとゆっくり歩こう、とか
黒海のほうにも行こう、とか話しつつ。とてもよい晩餐だった。
今回も、なにひとついやな思いをせず無事終了したことに感謝。
イスタンブルには、どうせまた来ちゃうだろうから
そんなに淋しくない。
というわけで、今回のトルコ旅行記はこれにて終了。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
Turkey : Istanbul – Kadikoy
1/4
早いもので最終日。
でもあいにくの雪。しかもかなり強い。
特にどこに行こうと決めていなかったので、スィルケジ駅で
地図を見ることにする。
地方からの列車が到着したばかりだからか
労働者のおじさんたちでごったがえしていて、
雰囲気は上野のハローワークの前みたいであった。
スィルケジ駅の構内には小さな鉄道博物館があり
オリエント急行関連の展示が充実している。
列車の中にピアノまであったんだなあ。
食堂車の琺瑯の食器も可愛い。
どんな食事が出たのかしらん。

とりあえず、雨に濡れないところに行こう、ということで
グランバザールへ。とにかく広いので、何度来ても
必ず見たことのない路地にぶつかる。
土産物屋ばかりかと思いきや、バザールで働く人のための
ロカンタ(定食屋)なんかがひっそりあって、楽しい。
ケバブ屋さんのお兄さん、いい笑顔。(手前に積まれてるのは肉。)

午後は、b様はホテルで休むというので
tram氏と考古学博物館へ。
ここには前も来たことがあるが、4年のあいだにすっかり改装が進んで
暗い空間にスポットライトで展示品を照らし出すタイプの
今っぽい展示になっていた。
しかし、あまりにごろごろとギリシャ~ローマの遺跡があるので
だんだん飽きてくるのであった。
敷地内の古代東方博物館(といっても、エジプトの出土品ばかりなので
トルコから見た東方なのかは謎)、モザイクタイル博物館へ。
モザイクタイル博物館では、入り口にかわいい黒猫がいて
またしても膝の上に乗って遊んでくれた。

おなかが空いたので、ホテルのあるイブニ・ケマル通りのロカンタ「Et-is」でランチ。
レンズ豆のスープ、ひよこ豆のトマト煮、チキンのクリームチーズ焼き(絶品!)
オクラの煮物など、ショウケースのなかの惣菜を指さしてオーダーする。
盛りが良くて、味付けもおふくろの味!ってかんじで美味しい。
日本のガイドブックにも載ってるそうで、店主のガッツさんは日本贔屓みたいだ。
英語でいろいろ話しかけてきた。
「母が調子悪くてこれないので、残りはおみやげにできますか」と頼んだら
「そりゃ大変だ!すきなだけパンを持って行きなさい~!」と言ってくれた。
手提げ袋にはナプキンとナイフとフォークも入れてくれた。
日本じゃあたりまえだけど、袋にも入れてくれないとこが多いので
ちょっと感動する。
一度ホテルに戻って、午後からはb様も一緒にアジア側へ。
エミノニュの船着場から「カドキョイ」行きの水上バスに乗る。
ものすごく大きな連絡船なのだが、1.3TL(130円)と安い。
アジア側のほうが家賃も安いのだろうし、ほんとに庶民の足なんだろう。
耳がちぎれるほど寒かったが、デッキで頑張って写真を撮った。
カモメが船をおいかけてくる。
ヨーロッパ側へ向かうのがスィルケジ駅だが、一方
アジア側のターミナルはハイダルパシャ駅。
船から見ると、水上にそびえる城のようで、めちゃくちゃかっこいい。

15分ほどでカドキョイに到着。
イスタンブールよりも歴史が古く、かつては宗教裁判なんかも行われた
由緒正しい町らしいが、今はジーコが監督している
フットボールチーム「フネルバフチェ」のホームタウンとして有名だ。
