British Library

投稿日: カテゴリー: 2013 ロンドン

2013年12月30日。

ここ2日の晴天が嘘のように、今日は午前中は嵐で、ものすごい雨風であった、
2日連続で遠出したことも合って今日は安息日。昼前まで寝ていた。

夕方にイシイを空港まで迎えにいくので、午後は近所をぶらぶらすることにする。
とりあえず、宿から一番近い英国図書館へ行く。あいかわらず
美しい想定の希少本の壁は圧巻である。見せる収納もここまでくるとすごい。

企画展は「Georgians Revealed」であった。
ちょうど、先日ブライトンでジョージ4世のロイヤルパビリオンをみたばかりだったので
タイムリーである。
18-19世紀のジョージアンスタイルの風俗や調度品は
東方趣味が新鮮だったのだろう、ボーンチャイナや伊万里の影響が強い。
今でも日本でも使えそうなものがたくさんあった。

あと、面白いところでは博物学が流行っていて
私の好きなマグノリア(泰山木)なんかは、このころ英国に輸入されてきたらしい。
大きな植物がの図版があってかっこよかった。

図書館を出るころには雨も上がっていたのでキングスクロス駅まで足を伸ばす。
大聖堂のようなセント・パンクラスの隣でやや地味に感じるが
こちらも威風堂々といった趣で好きだ。

ハリーポッターの9 3/4番線を見に行く。人気の撮影スポットのようで、たいへんな行列であった。
かわいい女の子が写真を撮っていたので、撮らせていただいた。

マフラーを持っているお兄さんがじわじわくるw
隣にあるハリーポッターショップもすごい人であった。

宿にほど近いPRET A MANGERでスウェディッシュミートボールのラップを買って
部屋で食べる。窓を開けるとひんやりした風が入ってきて気持ち良い。
とても静かな時間でよかった。

その後、ヒースローまでイシイを迎えに行き、もどってから
パブで初ビール!(さすがにひとりでパブには行かないので)
フィッシュ&チップスも、ビートルート(ビートの根)のソテーも美味しかった。
Waitroseで食材やら日配品を買って帰宅した。

のんびりとした1日である。明日は大晦日だが年末感がないのが良いのかもしれない。

London-Brighton

投稿日: カテゴリー: 2013 ロンドン

去年はひとりでロンドン市内を堪能したので、イシイがくるまでは
ロンドン郊外に行ってみようと思っていた。

今日は天気も良さそうなので海へ行こう!ということでブライトンへ。
宿はセントパンクラスとユーストンというふたつの大きな駅の中間なので
今日はユーストンまで歩いてヴィクトリア線に乗る。


セントパンクラスに比べると、質実剛健といったかんじのユーストン駅から
バッキンガムもほど近いロンドン屈指のターミナル駅ヴィクトリア駅へ。
ブライトンへの列車はここから発着しているらしい。
らしい、というのも持ってきたガイドブックはブライトンの案内がなく
ネットの少ない情報だけで行こうと決めたので、この時点で詳細がよくわかっていない。

まずは切符を買わねばならない。
英国の鉄道に乗るのは初めてだ。National Railという国鉄っぽい名前がついているものの
実際は民営化されていて、30社近くの会社が各方面へ走る鉄道を運営している。
ただ、券売機や窓口はひとつなのでわかりやすい。
路線がかぶることがないからだろうか、会社は意識しなくてもよいようだ。
自動券売機で「BUY」を押すと、人気がある駅が上位にくるのか
「ブライトン」のボタンはすぐに見つかった。
クレジットカードも使えるので便利である。
というかロンドンはキオスクでもどこでもクレジットカードが使える。
観光客が多く現金を嫌う傾向にあるからだろうか。換金手数料も少ないのでありがたい。

しかし、電光掲示板を見てもブライトンという文字はどこにもない。
インフォメーションで「ブライトンに行きたいのだが」と言うと
「ほにゃらら行きの列車でイーストグリンステッドまで行って、そっからバスで
スリーブリッジズまで行って、そっからまた電車でブライトン行って」と言われる。
なにそれ難易度高い!サイトには「ヴィクトリア駅から約1時間」とか書いてあったぞ。
てっきり乗り換えなしで行けるのかと思っていたので、びっくりしてGoogle Mapで
ルートを調べたが、やはりその行き方しかないようであった。

列車は遅れているらしく、なかなか発着ホームの指示が出ない電光掲示板を睨みつつ
ようやく出た表示は「19番線」。遠い!遠いよ!!
ターミナル駅だからか、日本のように決まったホームから出るわけではなくて
電車の発車15分前くらいにどのホームに列車が入ってきて折り返すのかが決まるようだ。
(まあ、だいたいは決まっているのだろうが。ややこしくないのかね。)

そんなこんなでようやく発車。
ほどなく左手にバタシーの発電所が見えた。朝日を背にしてかっこいい。
これ、ロンドン最大の産業遺跡とか言われていて、わざわざ見に行ったんだよな。

1時間ほどでイーストグリンステッドに着く。
駅を出ると目の前に「スリー・ブリッジズ行きのバスはこちらでーす!ブライトンの人こっちでーす!」と
係員が叫んでいて、皆がわらわらとバスのほうへ流れていったので付いていく。
バスは20分くらい。ノンストップでスリーブリッヂズ駅に到着する。
そこからまたローカル線に乗り換える。
1本早い列車に乗って次で後続の列車に乗り換えたりとかいうマヌケなトラブルを乗り越え
20分ほどで、ようやくブライトン駅に到着した。
海を思わせる碧い柱と、ヴィクトリア様式を思わせる螺旋の意匠が瀟洒な駅である。

ここからまっすぐ南にのびる道をくだり、海へ向かってみることに。
(続く)

Tokyo-London

投稿日: カテゴリー: 2013 ロンドン

今年の冬は、ビアパブイシイ研修旅行という名目でロンドンに行くことになった。
私のほうが休みが長いので容赦なく先にロンドン入りして現地集合ということに。

今回は珍しく日系の航空会社。ANAはやはり色々と気配りが素晴らしいなあと思う。
(たぶんJALも素晴らしいのだと思う。)
整備の人たちが飛行機にむかって手を振ってくれるのもいいものです。

飛行時間は13時間弱。
前日、寝ないでパッキンした甲斐あって
「パシフィック・リム」と「ブルー・ジャスミン」を観た以外は爆睡していたので
あっという間に着いてしまった感じである。
前日完徹というこの方法は、少々手荒いが時差ボケにも効く。

前回はヒースロー空港からヒースロー・エクスプレスという特急に乗ってパディントンに出て
それから地下鉄を数本乗り継いで宿の最寄り駅まで行ったのだが
なんでか地下鉄は運休してるわ、ロンドンの地下鉄は日本以上にエスカレーターがなく階段も多く
死ぬ思いをしたので、今回は学習してピカデリー線1本で目的地に向かう。
幸い、座れたので楽であった。しかし銀座線より狭いロンドンに地下鉄に
みんなが大きな旅行かばんを持ち込むので車内はえらいことになる。

今回の宿も、去年と同じセントパンクラス/キングスクロス駅の近くの
ウィークリー・アパートを借りた。
今回はふたりなので前回より広くて快適だ。
宿のお兄さんが荷物を運んでくれたが、エレベーターなしの4階はキツイ。

夕飯を買いにセントパンクラス駅へ。
近年、フランス行きの国際線が発着するようになって駅も綺麗に改装されて
食品も本も服も日用雑貨も、たいていのものはここで揃う。
ターミナル駅特有の雑踏が心地よい。
誰が弾いてもいいピアノが置いてあるのも楽しい。
時間が遅くなってしまって目当てのお惣菜屋さんは閉まっていたが
M&Sで水と牛乳、夕飯用にビールとチキンラップとバターナッツのスープを買った。

クリスマスが終わってもしぶとくツリーが飾ってある(F&M提供のようだ)

進撃の巨人を思わせる大きさの暑苦しい銅像はあいかわらずホームのどんつきにあった。
よく見ると足元には駅の人々を描いた群像が彫られていて
なかなかシニカルでおかしい。

The Footprint of Sherlock Holmes

投稿日: カテゴリー: 2012 ロンドンJournalSherlock Holmes

Holmes in front of the station

シャーロック・ホームズをめぐる冒険の写真をアップしました。

http://3d-luna.com/sherlock-holmes-in-london/
iPhone, スマートフォンの方はこちらから

本当は、休みはアイルランドに行こうと思っていたのだった。

それがどういうわけか、BBCの『SHERLOCK』にハマってから原作を読み、
関連書籍にまで手をつけるのに半年もかからず
「出てくる地名がピンとこない」という理由で行き先をロンドンにしようと決め、
気づいたらヒースロー空港に立ってた。
昔だったら船で3ヶ月くらいはかかったのだろうから、いい時代になったものだ。

ホームズが活躍した最盛期のヴィクトリア朝は
せいぜい100年ちょっと前とかそのくらいの「昔」なので、
正典(コナン・ドイルが書いたホームズ)に出てくる地名も
BBCの『SHERLOCK』に出てくる地名もほぼそのまんまである。
(日本で言うと、夏目漱石と同時代の人。なので
よく日本のパスティーシュでは漱石とホームズの出会いの話が書かれる)

ベイカーストリートから始まって、セントポール、ウォータールー
ピカデリーサーカス、シティ、エンバンクメント、チャリング・クロス、
ホームズとワトスン君が出会った聖バーソロミュー病院もそのままだし
作中に出てくる大英博物館のむかいにあるタバーンも、ランガムホテルもまだ現役だ。

ベイカー街はすっかりビジネス街になってしまっているけど
通りの北のほうにあるシャーロック・ホームズ・ミュージアムは、
こじんまりとしたアパートに彼の部屋が再現されていて
ヴィクトリア時代の家具やら小物がたいへんに素敵なのである。
日頃ものを捨てたい捨てたいと言いつつも、こういう物に囲まれた部屋というのは憧れるわー。

oblique

投稿日: 2件のコメントカテゴリー: 2012 ロンドン

non title

夜の大英博物館にて
ギリシャローマの彫像の展示室。
斜め右上から左下にかけてハンマーでたたき壊したとしか思えない、見事なななめっぷりである。

この旅行を機に、カメラのレンズを新調した。
私はカメラやレンズにとんと疎いので
キヤノンの標準レンズでも特に不満はないはずだったのだが
プラハでモノクロで撮ってみたところ
「なんだかもうちょっとシャープなほうがいいよなあ」と思ってしまったのだった。
生意気にも。

新しいSIGMAの子は17-70という広角〜中望遠で、かつ接写もできるのが売りなのだが
この画角やシャープな描写が銀塩の頃に使っていたレンズとよく似ていて、
視界がむかしに戻ったみたいだ。

今回のロンドンの写真は、学生のころに初めてヨーロッパに行って
その街並みに圧倒されながら、見るものすべてが新鮮で
常に上を向いてきょろきょろと歩きながら
広角で撮りつづけていた頃の写真と似ているな、と思った。