Brighton

Posted カテゴリー: 2013 ロンドン

駅の改札を出ると、目の前にのびる道の先にもう水平線が見える。
だらだらと坂を下って行くと、海岸線は遊歩道になっていて
犬を連れた人や観光客がのんびり散歩している。
ロンドンとは全然雰囲気が違って面白い。建物もなんだか鄙びていて
土産ものも冴えなくて、なんだか熱海みたいなところである。

海に突き出た桟橋のようなところの先にBRIGHTON PIERという遊園地がある。
まるで海上から海岸線を眺めるようで景色は素晴らしいのだが
遊園地自体は花やしきくらいのかんじである。

派手なメリーゴーランドがよく似合う。

ブライトン・ピアを観た後は、少し北上してロイヤル・パビリオンへ。
18世紀、ジョージ4世の時代に建てられたらしいが、もう「ふつうに豪華」なのでは飽きたらず
外観はインド、内装はチャイナという行くところまで行った趣である。
まあインドにしろチャイナにしろ、やりすぎ感があるほうがかっこいいジャンルではあるが。
内装の写真撮影は禁止だったのだが、どうもこの外観をみると築地本願寺を思い出す。

その後、ロイヤルパビリオンのすぐ横にあるブライトン博物館へ。
現代のプロダクトデザイン展をやっていたのだが、キュレーションがイマイチすぎて
詰め込むだけ詰め込んだかんじであったが、常設展も化石から近代絵画、浮世絵まで
あるだけ飾ってあったので、いなかの博物館はこんなものなのであろう。
(ロンドンの大英博物館と自然史博物館が特別なのだ、きっと。)

展示はアレだったが、内装のタイルが素晴らしかった。

目をつけていたトルコ料理屋でフムスとピデを食べ
(食べきれずに半分おみやげにしてもらった)
暗くなる前にもうひとつの目的地、ルーズに向かう。

London-Brighton

Posted カテゴリー: 2013 ロンドン

去年はひとりでロンドン市内を堪能したので、イシイがくるまでは
ロンドン郊外に行ってみようと思っていた。

今日は天気も良さそうなので海へ行こう!ということでブライトンへ。
宿はセントパンクラスとユーストンというふたつの大きな駅の中間なので
今日はユーストンまで歩いてヴィクトリア線に乗る。


セントパンクラスに比べると、質実剛健といったかんじのユーストン駅から
バッキンガムもほど近いロンドン屈指のターミナル駅ヴィクトリア駅へ。
ブライトンへの列車はここから発着しているらしい。
らしい、というのも持ってきたガイドブックはブライトンの案内がなく
ネットの少ない情報だけで行こうと決めたので、この時点で詳細がよくわかっていない。

まずは切符を買わねばならない。
英国の鉄道に乗るのは初めてだ。National Railという国鉄っぽい名前がついているものの
実際は民営化されていて、30社近くの会社が各方面へ走る鉄道を運営している。
ただ、券売機や窓口はひとつなのでわかりやすい。
路線がかぶることがないからだろうか、会社は意識しなくてもよいようだ。
自動券売機で「BUY」を押すと、人気がある駅が上位にくるのか
「ブライトン」のボタンはすぐに見つかった。
クレジットカードも使えるので便利である。
というかロンドンはキオスクでもどこでもクレジットカードが使える。
観光客が多く現金を嫌う傾向にあるからだろうか。換金手数料も少ないのでありがたい。

しかし、電光掲示板を見てもブライトンという文字はどこにもない。
インフォメーションで「ブライトンに行きたいのだが」と言うと
「ほにゃらら行きの列車でイーストグリンステッドまで行って、そっからバスで
スリーブリッジズまで行って、そっからまた電車でブライトン行って」と言われる。
なにそれ難易度高い!サイトには「ヴィクトリア駅から約1時間」とか書いてあったぞ。
てっきり乗り換えなしで行けるのかと思っていたので、びっくりしてGoogle Mapで
ルートを調べたが、やはりその行き方しかないようであった。

列車は遅れているらしく、なかなか発着ホームの指示が出ない電光掲示板を睨みつつ
ようやく出た表示は「19番線」。遠い!遠いよ!!
ターミナル駅だからか、日本のように決まったホームから出るわけではなくて
電車の発車15分前くらいにどのホームに列車が入ってきて折り返すのかが決まるようだ。
(まあ、だいたいは決まっているのだろうが。ややこしくないのかね。)

そんなこんなでようやく発車。
ほどなく左手にバタシーの発電所が見えた。朝日を背にしてかっこいい。
これ、ロンドン最大の産業遺跡とか言われていて、わざわざ見に行ったんだよな。

1時間ほどでイーストグリンステッドに着く。
駅を出ると目の前に「スリー・ブリッジズ行きのバスはこちらでーす!ブライトンの人こっちでーす!」と
係員が叫んでいて、皆がわらわらとバスのほうへ流れていったので付いていく。
バスは20分くらい。ノンストップでスリーブリッヂズ駅に到着する。
そこからまたローカル線に乗り換える。
1本早い列車に乗って次で後続の列車に乗り換えたりとかいうマヌケなトラブルを乗り越え
20分ほどで、ようやくブライトン駅に到着した。
海を思わせる碧い柱と、ヴィクトリア様式を思わせる螺旋の意匠が瀟洒な駅である。

ここからまっすぐ南にのびる道をくだり、海へ向かってみることに。
(続く)

Tokyo-London

Posted カテゴリー: 2013 ロンドン

今年の冬は、ビアパブイシイ研修旅行という名目でロンドンに行くことになった。
私のほうが休みが長いので容赦なく先にロンドン入りして現地集合ということに。

今回は珍しく日系の航空会社。ANAはやはり色々と気配りが素晴らしいなあと思う。
(たぶんJALも素晴らしいのだと思う。)
整備の人たちが飛行機にむかって手を振ってくれるのもいいものです。

飛行時間は13時間弱。
前日、寝ないでパッキンした甲斐あって
「パシフィック・リム」と「ブルー・ジャスミン」を観た以外は爆睡していたので
あっという間に着いてしまった感じである。
前日完徹というこの方法は、少々手荒いが時差ボケにも効く。

前回はヒースロー空港からヒースロー・エクスプレスという特急に乗ってパディントンに出て
それから地下鉄を数本乗り継いで宿の最寄り駅まで行ったのだが
なんでか地下鉄は運休してるわ、ロンドンの地下鉄は日本以上にエスカレーターがなく階段も多く
死ぬ思いをしたので、今回は学習してピカデリー線1本で目的地に向かう。
幸い、座れたので楽であった。しかし銀座線より狭いロンドンに地下鉄に
みんなが大きな旅行かばんを持ち込むので車内はえらいことになる。

今回の宿も、去年と同じセントパンクラス/キングスクロス駅の近くの
ウィークリー・アパートを借りた。
今回はふたりなので前回より広くて快適だ。
宿のお兄さんが荷物を運んでくれたが、エレベーターなしの4階はキツイ。

夕飯を買いにセントパンクラス駅へ。
近年、フランス行きの国際線が発着するようになって駅も綺麗に改装されて
食品も本も服も日用雑貨も、たいていのものはここで揃う。
ターミナル駅特有の雑踏が心地よい。
誰が弾いてもいいピアノが置いてあるのも楽しい。
時間が遅くなってしまって目当てのお惣菜屋さんは閉まっていたが
M&Sで水と牛乳、夕飯用にビールとチキンラップとバターナッツのスープを買った。

クリスマスが終わってもしぶとくツリーが飾ってある(F&M提供のようだ)

進撃の巨人を思わせる大きさの暑苦しい銅像はあいかわらずホームのどんつきにあった。
よく見ると足元には駅の人々を描いた群像が彫られていて
なかなかシニカルでおかしい。