2009 イランJournal植物

Iran : Esfahan-Kashan-Qom-Tehran

2009年5月6日
イラン最終日。
朝、ホテルを出発。2時間ほど走ってカーシャンの町へ。
砂漠や礫漠が続く。
建設途中のモスク。(なんかかわいい)

カーシャンはキャヴィール砂漠に隣接するオアシス都市で
小さい町だが薔薇の産地で、ここで作った薔薇水で
聖地の屋根を洗うらしい。

「ほい!」
■ フィン庭園
アッバース一世が作った小さな別荘。
すぐ近くに砂漠があるとは思えないほど
こんこんと、大量の水が湧いている。
泉から庭園を水路がはりめぐらされていて
天然の噴水が庭を飾る。

あずまやの天井のアラベスクが美しい。

地下の浴室では、ガージャール時代の宰相・アミーレ・キャビールが
自殺した(殺された?)ところらしい。
修学旅行できている女の子に、なぜかサインを求められたので
縦書き&漢字でサインしてあげた。
一生読めないと思うが、まあ記念ってことで。
いたるところで薔薇水が売られていて、
どれも薔薇のドライフラワーのなかに飾られているので
庭園中、よい香が漂っている。
薔薇って、花は好きなのだが香はいまいち、と思っていたが
ここにきてすっかり好きになってしまった。
あまったるくなく、なんともすっとした香なのだ。
薔薇の種類にもよるんだろうが。
■ 聖地ゴム
さらに車で2時間ほど走り、聖地ゴムへ。
ちょうどエスファハンとテヘランの間くらいになる。
ここはマハシュドに次ぐシーア派の聖地ということもあって
世界各国から人々がお参りにくるという。
エイヴァーン(丸屋根)と数々のミナレット(尖塔)が工場群のようにそびえている。
なかでも金色のエイヴァーンをいただいた聖廟がすごそうだが
異教徒のわたしたちはハズラテ・マアスーメ聖域の
門の前までしか行けない。

門をくぐるおばあちゃんが、振り返り振り返り
写真を撮るわたしのほうを見てにこにこしていた。
こういう聖地や観光地では、イランの田舎からもたくさん人が来ていて
日本人なんて初めてみたわーっていう人が多い。
少し英語が話せる人は必ず話しかけてくる。
とおくから聖地を撮っていたら、Canonのカメラを褒められた。

道にはターバンをした人もよく見かける。
ターバンをしている人は聖職者なのだという。
この人はナンを持っている。お昼用?
ゴムの町は、いかにも門前町というかんじで活気がある。
お土産のお菓子や、ナン、コーランを売る店がある。
ガイドのガンバリさんは、ほんとに顔の広い人で
ここでも知り合いの聖職者の人とばったり会っていた。
英語がじょうずで、時間があれば観光客むけの講座に
招待したいのだが、とありがたい申し出をうけたのだが
残念ながら時間切れ。

クレーンが生えてきちゃったモスク。
ミナレット(尖塔)を建てるのも大変そうだ。
■ テヘラン
ゴムからテヘランの空港へ。
ここで1週間お世話になったガンバリさんともお別れ。
丁寧に歴史や文化を説明してくれて、イランのよいところを
たくさん教えてくれた。
近代、革命や戦争を経験して、今もアメリカにテロ支援国家とか言われているけれど
人々はみんな親切で、食べ物が美味しく、景色がダイナミックな国だ。
次はカスピ海のほうを旅する、そのときもまた案内して、と約束してお別れ。
で、お約束のようにイラン航空は3時間のディレイ。
そんなとほほーなかんじも愛しいイラン旅行でありました。
イラン旅行記はこれにて終了。
読んでくださってありがとうございました。