Iran : Esfahan 3

すっかり美術館を満喫し、本命のエマーム広場へ。
ごちゃごちゃしたバザールの入り口から入り、
人を避けつつ広場側に出ると、そのスケールの大きさに驚く。
右手に宮殿、正面に寺院、左手にも寺院。中央に噴水。
バザールの入り口ゲイサリーイェ門も、古い壁画やモザイクで飾られ
歴史的な面影を残す。
■ バーザーレ・エスファハーン
宮殿や寺院の見学は、ガイドさんがついてくれる明日にまわして
バザールを中心に見ていく。トルコよりもスレてなくて
お土産もやぼったい。日本語で話しかけてくる人も少ない。
奥に行くと、地元の人や、バザールの人向けの食器などもある。
ちょっと歩くと分岐して拡がっていく。まるで迷路だ。

金物屋とか

路地に入ると、こんな更紗の工房を兼ねた店なんかもある。

喧噪を抜けると、こんなに静かな広場があったり。
寺院があり、お祈りをする人もいる。
疲れたので、チャイハネを探すが見つからない。
これがヴェネツィアのサンマルコ広場だったら
50mおきにカフェが椅子とテーブルを置いて
法外なチャージを取っているというのに・・・
(そのかわり。芝生に座ってピクニックしている人が多いので、必要ないのかも。)
そのへんの店のお兄ちゃんに「チャイハネを探しているのだけど」と声をかけると
「地下のと2階のとあるけど、どっちがいい?」と聞かれたので
「2階がいいな。」と答えると、親切にも、店の前まで案内してくれた。
もちろん、お菓子とか絨毯とかお土産とかネットとか、必要だったら寄ってね!と
ショップカードを渡していったが。イランの人って、基本的に親切で、しかもしつこくない。
ほんとにここでいいんだろうか?という狭い入り口。

なんだか怪しげな水煙草をふかすスペース。

「チャイ?煙草?」と聞かれるので「チャイ」と答えると
テラスに案内してくれた。
観光客でひしめいていたが、エマーム広場が見渡せる絶景のポイント。
これはガイドブックにも載ってない(と思う)穴場だと思う。

すごいパースペクティブ!
チャイと焼き菓子がついて、3人で450円。安っ!(サンマルコ広場の1/10以下だ…)
すっかり満足して、買い物の続き・・・と思ったが
突然、目眩と吐き気に襲われてダウン。
へろへろになってホテルに戻ると案の定、ひどく吐いた。
あ~~~このかんじは知っている。
人生2度目の
旅 先 で 食 中 毒・・・・・(死亡)
ちなみに1度目はシンガポールにて海鮮にヤられました。
中国でも東南アジアでもアフリカでも大丈夫なのに…
というわけで、夜の散歩は行かずに撃沈。