Linen


木曜は、日本橋のCOREDO地下のSoup Stockで軽く食事をして
売り場を一周してからチェロの教室に向かう。
COREDOは、どうも客層とテナントがマッチしていないのか
いつ行っても人が少なく、ぱっとしない。
UAやdeuxieme classなど、丸ビルと同じような構成なのに、たいした違いだ。
先日など、最上階の雑貨屋が閉店するというので
全品30%OFFで輸入物の化粧品が投げ売りされていて
旧ソ連のスーパーマーケットのような様相を呈していた。
いつもこういうとき、みうらじゅんの
「みんな、欲をかきすぎですよ。
すいてておもしろいとこなんてあるわけないんです。
すいてておもしろくないとこだったら、
いっぱいあるんです、日本って。」

(出典「ほぼ日刊イトイ新聞」)
という言葉を思い出してしまうのであった。
確かに、率直におもしろくないんだよな。
日本橋の百貨店って、ほんとに一握りのお金持ちが支えているようなところがあるから
地元の客は来ないし、OL相手にこの中途半端な構成じゃ財布の紐も緩まないだろうし、
厳しいのかもしれぬ。
そんなこといいつつ、どうみても春物のベッドリネンがもうセールにかかっていたので、
同情してクッションカヴァと、ピローケースと色を合わせて買ってしまった。
わたしの部屋は基本的にはモノトーンなのだが
部屋の中心にあるチェアの座面が若草色なので
差し色にグリーンをもってくることが多い。
ちょっと南国風味で部屋が明るくなった。
嗚呼、新聞紙にもアイロンかけてくれるようなメイドがほしい。