Ho Chi Minh City 4 – Siem Riap

べトナム~カンボジア4日目
2008年12月30日
朝、サイゴン大聖堂へ。
19世紀のフランス統治時代に作られたゴシック建築なのだが
なかに入ってみると、漢字やベトナム語のプレートが壁にかかっていて
アジアのキリスト教会というかんじ。長崎とかんじが似ていた。
マリア様は青いネオンに彩られていてなんともサイバーパンクなかんじに・・・
このへんもアジア。


その後、市立博物館へ。
どうも今のホーチミンでは、コロニアル建築で記念写真を撮るのが
はやっているらしく、街中に新婚さんたちがうろうろしている。
市立博物館も人気写真スポットらしく3組くらいが
こってりとポーズを決めて撮影していた。

なんかチャラい茶髪ロン毛のカメラマンが
「イイよイイよ~キてるよキてるよ~」と言いながら撮影してた。
新郎新婦もばっちりカメラ目線でノリノリだ。さすが。
でも新郎は中井貴一にそっくりだった。(「でも」ってひどくないか?)
展示はお世辞にも充実しているとはいえないが、
ひなびたコロニアル建築は味わい深くて個人的には大満足。
展示の密度がいまいち低いかんじがするのは、戦争博物館や歴史博物館が
点在していて、展示品がばらけてしまっているせいだろう。
昼はドンコイから少し入った路地にあるおしゃれなカフェで。
なんか青山にありそうだなーと思っていたら、ORIGINAL LOVEの曲が
かかったのでびっくりした。田島貴男って音楽はともかく(失礼)
この人のキャラは「ほぼ日」の「俺のニュース」でかなり好きになったんだよな。
タイムリー。
http://www.1101.com/original_love/2008-12-17.html
練乳入りのアイスベトナムコーヒーの「カフェスダァ」とチキンカレーを。
カレーはココナッツで煮たレッドカレーで、
タイカレーほど辛くなく食べやすい。
チキンも豪快にごろごろ入っていた。
それから車で空港へ向かいカンボジアへ移動。
1時間のフライトであっという間に着いた。
タラップを降りると、だだっぴろい滑走路に、
椰子にかこまれたオレンジの屋根の空港施設がある。
国際空港だが、パリのCDGみたいに
「撮影をするとフランスの法律により罰せられることがあります」とか言われるわけもなく
ものものしさ皆無。なんとものんびりした雰囲気であった。
バスでパシフィックホテルへいき夕食。
カンボジアの料理は和食と中華料理のあいだみたいなかんじで
まったく辛くなく、だしが効いていて、甘い味付け。
かつおだしとみりんで調味する和食にも通じるところがある。
ホテルの人がみんなにこにこしていていいかんじであった。
どことなく、はにかみやさんでほのぼのしている。
ガイドのマリさんも日本語勉強中とかで、たどたどしいけど
きちんとした丁寧な日本語を話そうと一生懸命で可愛い。

オドレィ・トトゥみたいな可愛い子が
ホテルのロビーで木琴のような伝統楽器を弾いていた。
レストランのマネージャーに「こんにちは(チュムリアップ・スォ)」と
「ありがとう(オークン)」というクメール語を教えてもらった。
クメール語は、中国語の影響を強く受けているベトナム語とは
まったく違った印象。難しい声調もないようで、とりあえず発音すれば通じる。
ただし、文字はクメール文字なのでまったく読めず・・・
投宿したのは「サリナ・ホテル」という、こぢんまりとしたリゾートホテル。
ポーターもレセプションの人も日本語で挨拶してきたりして、
にこにこしていた。なんか沖縄に雰囲気が似ている気がする。
(ポーターのおっさんは相当面白い人だということが後日発覚。)