Day 9: Zagreb

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また国境を越えてクロアチアの首都ザグレブへ。ここもハプスブルクの影響で北の雰囲気がある。アールヌーボー様式の建物など、ラトビアのリガのようだ。

ぐるりと旧市街を回る。聖母被昇天大聖堂の前では民族衣装を着た人たちのコーラスや踊りなど。可愛い女の子にお菓子をもらった。

まるでドット絵のような屋根の聖マルコ教会の前でも衛兵の交代式のようなものが見られた。黒いコートを肩掛けにして真紅のクラヴァット、文句なくかっこいい。

自然史博物館へ。自然史博物館ってその国その地域の博物学や教育にかける情熱がはかれるので良く立ち寄るのだけど、ここは行った中でも三本の指に入るくらい裏寂れた博物館だった。グランドフロアに小さな受付があって、一階に鉱石。二階に標本。

鉱石は当時の鉱石商の伝票、図録なんかも飾られていて可愛い。二階の剥製はもう混沌としていて、狭い廊下にびっしりとホルマリン漬けや剥製が陳列されている。ある意味ワンダーランド。棚に入らないホルマリン漬けはヒーターの脇(あっためて大丈夫なのか?)。鳥類のどまんなかにサメ。鯨の骨格標本は通常天井から吊るのがトレンドだけど、場所がないらしく棚の上に押し込まれていた。

その後、そこそこ人気のレストランで夏のサラダとタコのパスタを。かなりの大箱だけど奥にさらに庭があって、クロアチアのビールOzujskoをいただく。

公園では緑がキラキラしている。ものすごい駆け足でめぐった10日間だったが、天候に恵まれたのが本当に良かった。

Day 8: Bled-Vogel

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スイス人医師が肥満対策のサナトリウムを開いたことで有名になったブレッド湖へ。スロベニア唯一の島はこの湖にある。環境対策のため、エンジン付きの船は禁止とのことで、村人の手漕きのボートで島に渡る。

この島の教会で結婚式をあげるには、新郎が新婦をお姫様だっこして90段の階段を上りきらなければいけないらしい。途中で落としたら結婚式をあげてくれないそうだ。厳しい。

その後、トリグラウ国立公園のボーヒン湖ほとりからケーブルカーでボーゲルスキー場へ。1535mから臨むトリグラウ山とボーヒン湖は、どことなく芦ノ湖を連想させる。ぱらぱらと雨が降っていたのに山頂晴れて。最高。ツアーじゃなかったら、絶対にこういう自然遺産系には来ないと思うので、無理やりコースに組み込まれているというのも良いものなのかもしれない。

Day 7: Postoina-Lubliana

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国境を越えスロベニアのポストイナ鍾乳洞へ。あまり期待していなかったのだが、100人ほど乗れるトロッコに乗った瞬間にテンションがあがる。20分ほどかけて鍾乳洞の深部まで。そこからは歩いて1.5kmほど洞窟内のハイライトを回り、また10分ほどトロッコに乗って帰る。通年8度程度と寒い。なかには類人魚、ホライモリという色素を持たない両生類がいるらしい。暗い水槽に展示されていた。

まさに自然の神秘、見たこともない風景にただただ圧倒される。森でも海でもない風景。鋭角のない造形は内臓のようだと思う。ここは、絶対にまた来なければ。

最後、大ホールと呼ばれる巨大な洞にある売店で絵葉書と切手を買って投函した。特別な消印を押してくれるらしい。

 

 

その後、スロベニアの首都リュブリャナへ。一気に北に来たかんじ。ハプスブルク家の影響か豪華な建物も多く共産主義時代の面影が薄く、街が華やかになる。さすが、旧ユーゴ時代に一番景気が良かった地域だけあるなと。町のシンボルは竜の橋のドラゴン。退治されたのにシンボルってちょっと意味わからないが。そして欧州屈指の詩人プレシェーレンの銅像。待ち合わせといえばここというハチ公みたいなものか。

駆け足で現代美術館+MSUMに行く。まだ新しい施設なのか、建築も凝っていて展示も充実していた。企画展のKatalin Ladikという女性アーティストの70年代の作品が力強くてかっこいい。全体的に赤い、共産主義時代を彷彿とさせる作品が多かったのだがそういう企画内容だったのかもしれない。ここの周囲はスクエアの周囲をぐるりと国立博物館、民族博物館が囲んでいて丸一日あっても足りないくらいだろう。ただし、龍の橋より北側なので壁の落書きも放置されていて、やさぐれた雰囲気である。

Day 6: Pritovice National Park

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プリトヴィツェ国立公園へ。名物のマスのグリルを食べる。公園のガイドに案内されながら水底まで見えるような澄んだ湖や峡谷、滝、洞窟などを通る。空気がひんやりとしていてマイナスイオン浴びまくり。ここの湖はプランクトンの関係で青緑色をしている。ヨーロッパ人の水の青というのは日本人よりも緑に近いのかもなあと思ったり。まさに碧という字がぴったりなのではないかと思った。

夜、全てのコンセントが死んでいるという不思議な部屋に当たる。

Day 5: Split-Torogir

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ドゥブロヴニクから古代要塞都市のスプリットへ。港町のすぐわきにローマ時代の遺跡を中心とした旧市街がごっそり残っていて本当に素敵。観光客も多くて活気がある。聖堂とクリプトを見学。エジプトからの戦利品のスフィンクスがところどころに置いてあって面白い。

屋外でじりじりと焼かれながらピザを食べ、トロギールへ。

古都トロギールはスプリットよりこじんまりとしていて観光客も少なく、石畳の路地に誰もいない瞬間があったりする。中世はこんな感じだったのだろうか。木陰のカフェでビール。

スプリットに戻り、夜の街をあてもなくぐるぐる。バザールがあり、脇道にそれてみるとローマ時代の遺跡がごっそりと残っている一角がある。水を買うのに迷路のような街を歩き回ってしまった。夜のスプリットは中世の面影がいっそう濃くなっているようで美しい。

Day 4: Podogorica-Korot

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国境を越えてモンテネグロ弾丸ツアー。首都ポドゴリッツァの中心部は紛争の傷跡もほぼ感じられないさっぱりとした街。立派な正教会があったが立ち寄れず、夏の離宮へ。

ここ自体は見るべきものなしだが、脇にひっそりと建っていた礼拝堂をのぞいたらおじさんが中に入れてくれた。美しいイコンがいくつか飾られていて静謐な空間を独り占めしてしまった。見るべきものなしと思っていても、こういうことがあるから旅は楽しいのだなと思う。

その後、古都コトルへ。切り立った岩肌の山を背後に抱く港町で、小さいがとても風情がある。山上の城壁や教会までは(暑すぎて)たどり着けなかったが、カトリックの聖ルカ教会も正教会もとても立派で見応えがある。

国境を越え、ドゥブロヴニクへ戻る。

Day 3: Dubrovnik

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国境を越えてクロアチアのドゥブロヴニクへ。クロアチアの海岸線には9kmだけボスニアヘルツェゴビナ領がある。ここのボーダーコントロールはさすがにゆるい。ここがないと海のない国になってしまうとかでボスニアヘルツェゴビナが死守しているらしい。リゾートホテルが立ち並んで熱海のような雰囲気。

さてドゥブロヴニク、この日はフェスティバルの開会日だったのかすごい人出。政府要人も来るようだ。中心には特設ステージも組まれてオーケストラの演奏の準備が進められていた。聖堂ではコーラスも聞こえる。

ぐるりと旧市街を囲む城壁に登り半周する。アドリア海がキラキラとしていて本当に美しい。90年代にユーゴの攻撃を受けて半壊したらしいが、よくぞここまで復興したなと。ワルシャワの修復士たちが協力したそうで、中世の石工の道具を作るところから始めたんだとか。

城壁から降りて遊覧船に乗り、45分ほどのクルーズ。風が気持ちいいが、それにしても40度近くて消耗する。

一度ホテルに戻り荷物を置いて、夜にまた旧市街へ。レストランやバーが並ぶ路地でシーフードを。シーフードの前菜盛り合わせやロブスターの辛いパスタ美味しかった。食べ終わった頃に花火があがって、路地の隙間から見ることに。その後港に出たがライトアップした城壁と月が幻想的である。