Hiraizumi 2

投稿日: カテゴリー: 2011 東北, 未分類

9月19日。

Motsuji Temple

オオフジツボが奉納演奏をするとのこと、境内で聴けるかもということで朝イチで毛越寺へ。
本来なら外から聴くはずが、ご好意で本堂の中に入れていただいた。
3曲演奏されたのだが、天井が高く、本当に美しく響いていて泣けた。
その後、サポーターofサポーターのSさんHさんと一緒に毛越寺をひとまわりする。

Motsuji Temple Garden

毛越寺は本堂も比較的新しく、池を中心にがらんとした印象なのだが
その遺構をみてみると、かつてはディズニーランドのような
かんじだったのではないかと思う。
広い敷地にいくつもの塔や鐘楼、お堂があったようだ。
龍のかたちの船や、曲水と呼ばれる川遊びは近年復刻され
お祭の時に開催されているらしい。

敷地内をひとまわりした頃には、能舞台で六段の調が演奏されていた。

Motsuji Temple

わたしたちは一度駅で荷物をピックアップして
バスで達谷の窟へ向かう。

なんと、そこでも偶然オオフジツボや今回の主催者のバスキン・ジャパンの
スタッフの方々、そしてSさんHさんたちと再集合してしまった。
微妙に観光コースからもはずれたマニアックな場所なのに…。

Takkoku no Iwaya

オオフジツボの藤野さんイチオシの達谷の窟は
磨崖仏と崖をささえるようにお堂があり、なんともアジア的な
(チベットとかブータンにありそうな)神社であった。
バスの時間の関係でゆっくり見られなかったのが残念。

Takkoku no Iwaya

その後、バスで厳美渓に向かう。
バス停の前にある「ガラスパーク・サハラ」があまりにもカオスで
突っ込みどころ満載だったのだが今回は時間の関係で見送り。
稲庭まぼろしうどんが気になりすぎるよ。まぼろしうどん…
バス停の脇にあったひなびた「温泉神社」をお参りしてから厳美渓へ。

Glass Park Sahara

厳美渓は青緑の水に奇岩が林立していて美しい。雨なのが残念だったが
吊り橋は結構本気で怖かった。

バスで一関まで行き、帰りの新幹線まで時間があったので
一足早く仙台に出ることにした。

利久で牛たんづくしのランチをいただき、町をぶらぶらする。
仙台は都内の商店街にはもうあまり見かけなくなってしまった
布団屋さん、印鑑屋さん、硯屋さんなどがまだちゃんとある。
途中、商店街の店と軒を並べる小さな不動さまを見つけたのだが
奥に入っていくと中二階みたいなところが本堂になっていて
半地下と2階がある不思議なお寺であった。ここだけ台湾みたいだ。

Temple in the mole

仙台駅でお土産を買って帰路につく。
新幹線の構内に日本酒のバーがあるのがステキ。
しかし飲んでばっかりの旅行であったなー。

Hiraizumi 1

投稿日: カテゴリー: 2011 東北, 未分類

9月18日
仙台から高速バスで平泉へ行く。
一日1本のこのバスは中尊寺の目の前まで行ってくれて便利だ。

まずはコインロッカーに荷物を預けて中尊寺を観光する。
参道は長い山道で足元が悪く、途中転倒して負傷した観光客を
中尊寺の車が病院まで搬送している風景に出くわし、周囲に緊張が走っていた。

The way to Chusonji Temple

境内は広く、いくつものお堂や鐘楼、稲荷がある。
連休のなか日なので観光客も多い。

Chuzonji Temple
瞬間、こういう静謐な風景に出会う。

Eyes
目にご利益があるという。わたしは目が悪いので御守を買った。
この願掛けの幟はちょっと使徒っぽい。

1時間ほど境内の中を散歩して、いよいよ本丸へ。
金色堂と宝物館は拝観料を払って入場する。
金色堂はむき出しで建っているわけではなく、
覆い堂とよばれる建物の中に入っている。
中に入ると金色のお堂が光り輝いている。思ったよりも小さいが
その細工の精密さや、中に鎮座している仏像の数々が
なんというか「みっしり」というかんじであった。まばゆい。

さすがに昔の人も雨曝しにしておくのは気が引けたのか
覆い堂は当初から作られていたようであった。
現代の覆堂の前に使われていたものも移築されて残っている。

Bentendo
金色堂の写真はないが、なんとなく好きな弁天堂。
弁天堂はどこも池のそばにある。弁天さまが水の神様だからだ。

中尊寺観光を終え、次は平泉文化センターで
オオフジツボのライブ。
前半には中尊寺の僧侶で、狂言師でもある破石さんの基調講演があった。
内容はなぜか彼がトルコに遊学していたときの話が中心で
スライドにサバサンドとかスルタナフメッドが映されていて楽しかった。

その後、オオフジツボのライブ。
異郷の地(といっても国内だけど)で聴く曲は
いっそうの郷愁や旅の疾走感があってよかった。

その後、無量光院跡に移動して夕暮れのライブ。
たんぼのあぜ道におばあさんたちが座って聴いていたりして
なんだか涙が出るような、夢のような風景だった。

Sunset of Muryokoin

Mushroom!
Tsuboyさんの足元に立派すぎるキノコが生えているのも可笑しかった。

Ohfujitsubo Live at Muryokoin
暮れていく空とオオフジツボ。

その後、乾杯の会にもおじゃまして地元スペシャルな居酒屋さんで
地元の人たちも交えておしゃべり。
ぷりぷりのだだちゃ豆や、山菜の天ぷらとかを振舞っていただき幸せ。
中尊寺の破石さんともトルコ話ができて楽しかった。

その後は一関で打ち上げにも顔を出させていただき
すっかり平泉を満喫した一日であった。

Sendai 1

投稿日: カテゴリー: 2011 東北

9月の最初の3連休は、仙台~平泉へ旅行に出かけた。

震災から半年、内陸でもまだ車窓からはブルーシートの乗った瓦、
仮設住宅が見える。
まだこんな状態なのに、東京から浮かれて旅行に行って
いいものかなあなどと思いつつも、観光で東北に行くのも
経済活動だよな、と納得させつつ仙台へ。

上野から、Maxやまびこで2時間とすこし。あっという間に仙台に着いてしまう。
駅の路線図も、海側はまだ塗りつぶされているところやバスが代行しているエリアが多い。

Sendai

今日の目的はニッカウヰスキー宮城峡蒸留所。
仙台から在来の仙山線快速で20分ほど、「作並」という駅で降りる。
仙台の人にとっては温泉地で有名な場所だそうだ。
電車の到着に合わせてシャトルバスが迎えに来てくれる。

宮城峡は、森の中にある蒸留所だ。
見学者の待合室で軽くオリエンを受けたあとに、15名くらいのグループで
工場内を回る。
工場というよりもサナトリウムのような雰囲気。

Sendai

ビートを感想させるキルン塔は今は使われていないらしいが
形がかわいらしい。

Sendai

タンクには注連縄が。創業者の竹鶴さんが造り酒屋だったこともあり
こんな風習が残っているとのこと。
ふつうは奇数なんだがこちらは4枚。あまりこだわりはないらしい。

Sendai

最後の貯蔵庫は、重い鉄の扉を開けると蒸せるような、スモーキーな芳香。
熟成の度合いによって、香りがチョコレートケーキのように
甘く深い香りになるのもテイスティングできる。

Sendai

さてさて、最後はお楽しみのテイスティングなのだが
宮城峡10年、鶴17年、アップルワイン(激甘)というラインナップ。
工場見学したあとだと美味しく感じる。
ニッカおすすめの水割りレシピ通りに作ってみたりしてしみじみといただく。

そして、メイン(?)の有料試飲コーナー。
通は無料試飲をすっとばしてでも、こちらに直行するそうだ。
一瞬、見落としてしまいそうなくらいひっそりと、お土産屋さんの奥にカウンターがあるのだが
このラインナップが素晴らしい。シングルカスクやシングルモルトも
ハーフショットでこのお値段。

Sendai

わたしはFruity&Richという、いちごやバナナのような香りがする
シングルカスクの12年熟成と、ミーハーにピュアモルトの竹鶴21年をいただいた。
I氏とふたりで6種類ほど試飲して昼間っからいい気分になる。(わきまえろ)

Sendai

たまたまI氏が「竹鶴氏が修行していたスコットランドの蒸留所の名前」を
カウンターの中のスタッフの人に尋ねたところ、中の人も思い出せず
常連と思しきウィスキーマニアの人も思い出せず、その場にいた全員がドハマリする。
結局、スタッフのマダムがHPをプリントアウトしてきてくださった。優しい。

そんな騒ぎがきっかけで、隣でおひとりでいらしていたお兄さんと話をしたら
なんとなんと、我が家から2kmほどのところにお住まいの人であった。
I氏の職場が近いこともあり、界隈の飲み屋の話で盛り上がり
帰りも途中まで一緒に帰ってきた。
いやはや、世間は狭いな。

なぜかこけし2体がお見送りしてくれる作並駅ホーム。

Sendai