Book Market

しのばずくんの本の縁日へ。

出版社や編集の方々とお話しながら本を選べるという最高に贅沢な縁日。 テントが美しい。高山なおみ『料理』リトルモア(サイン本!)、園子温『非道に生きる』朝日出版社、Meets『みんなの神田神保町御茶ノ水』京阪神エルマガジン社。どこも面白そうな本を出しているところばかりで悩ましい。今日は新書ばかりだ。

パリットフワットさんでクッキーを買い、美容院の予約時間まですこし時間があったので森鴎外記念館のモリキネカフェへ。ジンジャーエール250円、安い…。そしてとても居心地が良い。

その後、ご近所さんのだんなさまがオープンした美容院で髪を切っていただく。すてきにしてもらって嬉しい。

hitohako

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今日は閉会直前に一箱古本市へ。

rojirojiさんのところに遊びに行ったら、落語系に強い本屋さんが軒を連ねており「志ん朝師匠の最後の対談が載ってますよ」とのことで2001年の『東京人』を。コラムには9.11に言及したものが多く生々しい。東京に住んでいるとNYはひとごとではない感じがするよなあ。コラムニストの予言どおり、すっかり今はテロの時代になってしまった。

もう一冊は志ん朝の歳時記『志ん朝のあまから暦』。語り口が落語のそれで小気味よい。

圓朝まつりの話などして楽しかったな。やはり古本というのはAmazonにはない本と本を内包する世界の出会いがある。

 

「激闘録ひとでなし」

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「激闘録ひとでなし」読了。聖飢魔IIの舞台裏をつづった本。今まで、あまり舞台裏には興味がなくてウラビデオも意識的に見ないようにしていた。わたしのなかではあれは地獄から這い出てきた悪魔であり架空のキャラみたいなものだったから、あんまり現実的なおっさん見せられてもな、ってのもあり。
しかし読んでみると本当に面白い。バブル期からそれがはじけるあたりのメジャーの音楽シーンってこんなだったんだ、というのがよくわかる。聖飢魔IIではなく、RX(リズム隊)のソロアルバムを出す予算が2000万円て。今では考えられないだろう。半分以上はプロモーションだろうけど。

それともうひとつ興味深かったのは96年ごろに活動が停滞して本当に本当に解散の危機があったこと。96年って何してたかなって考えたら特撮ジャンルにドハマリしてて正直ちょっと離れてた時期ではあったので見事にリンクしている。それだけ求心力のあるイベントがなかったから、そっちに行ってしまったとも言える。著者は低迷期をスキャンダルやモチベーション低下やマネジメントに原因があるように書いてるけれど、大きな原因のひとつは不景気だったってのもあるんじゃないかな。この頃わたしは大学生だったけど就職氷河期で大変だったし、聖飢魔IIが解散した翌年に就職したが、周りの国内メーカーはばたばた潰れてた。

不景気なときに売れるものが絶対的に良いものとは限らない。売れているものというのは時代の空気をつかまえただけだと思うし、聖飢魔IIって歌舞伎みたいなもので、長い歴史のなかで歌舞伎にも浮き沈みがあったように時代の空気にあわない時期もあったんだろう。お金のないなかで作り出すものはハングリー精神は醸成・反映されてるかもしれないけど、ケレン味のあるロックな集団に貧乏臭いのは似合わないし。制作者側としては一時期しょぼくしょっぱくなってたのかもしれないけど、私には気づかなかった。気づかせないまま終焉に向かって行って、ものすごく美しい最後を見せてくれたし、その後の期間限定再集結でも最高に楽しいお祭に参加させてもらった。

この本を読んでウラビデオ2も見てみたが、和尚が「99年で解散したときはなくなったっていう感じだったけど、再結成した今回は聖飢魔IIはなくなるというものではなく、聖飢魔IIは聖飢魔IIとして存在していて、ぼくらが仮にいなくなってしまったとしても、聖飢魔IIは未来永劫残るものなんだ」っていうことを言っていて、それを実感する。ほんとうに伝統芸能の域になっているんじゃないかな。だれか襲名して続ければいいのに、とたまに本気で思ってしまう。

今でも大好きなバンドだ。

追記
この本、すごく面白いんだけど誤字が多すぎる。再版することがあるなら校正がんばってほしい。

追記
2016/2/1に電子書籍で再版とのこと。めでたい。

Kanda Old Books Market 2015

神田古本まつり2015のこと。

水道橋から神田神保町までぶらぶら。昭和初期の研数学館(昭和4年とのこと)の教会のような建築や、ビルの隙間に唐突に神田教会などが見えてくるから面白い。

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白山通りと靖国通りの交差点に出たのでそのまますずらん通りへ。前は露店が並んでいた印象だったが、今回は静か。ボヘミアンズ・ギルドさんは賑わっている。そのまますずらん通りを抜け、靖国通りへ。呂古書房さんを久々に訪れる。昭和45年サントリー発行の『洋酒マメ天国』という豆本、フクロウとチェロの版画のエクスリブリスを購入。

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露店のほうのボヘミアンズ・ギルドさんで『フォントのふしぎ』、名前は失念したがデザイン系が強いところで『演劇フライヤー集』も。演劇関係の書籍をもとめることは珍しいのだが、先日の甲府桜座の横尾忠則のポスターとペダステの余韻が残っていたのかもしれない。小宮山書店さんに行ったら本物が20万円くらいで売られていた。ずいぶん値段があがったのだな。

その後、古書センターの鳥海書房さんで植物画を物色するも、これぞというものはなくて諦める。19世紀のこのようなプリントが数千円で買える時代ももうそろそろ終わるのだろうな。(と思っていたら古書の値段は下落傾向にあるらしい)

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三省堂で少し時間をつぶして、駿河台の居酒屋でお疲れ様会。よく歩いた一日だった。

Goodbye Shosen Book Mart

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書泉ブックマートが2015年の9月いっぱいで閉店するという。小学生の頃から父と神保町に行ってまんがを買ってもらうというと書泉ブックマートだったのでなんとも切ない。高校では駿台、大学ではアテネ・フランセ、社会人になってからはデジハリと、ずいぶんこの界隈に入り浸っていたので本当にお世話になった。当時は秋葉原にもマニアックな本屋なんてなくて、ここが唯一といってもいい大きなサブカル系書店だったのだ。

自転車の空気を入れたついでに、つついと神保町まで。すずらん通りに自転車を停めて、書泉、文房堂、東京堂、キントト、ボヘミアンズ・ギルド、三省堂をぶらぶらするのがいつものコースだ。書泉では営業の人とレジのおねえさんがしみじみと「今月末までなんです」なんて話していてしんみり。三省堂は1階の半分がレジと雑貨屋になってしまったのが少し残念だが、かわりに東京堂は改装してからとても楽しい書店になったと思う。ここの1階でカフェラテを飲みつつ休憩。近所に全国屈指の(と信じている)書店が2軒もあるおかげで、こういう大規模な書店の棚を見てもなんかいまいち物足りない身体になってしまったのだが、おかげですこしは目が肥えたのかもしれない。

帰りに淡路町のWIZさんに立ち寄ったら通り雨が。タイミングよく雨宿りさせていただいた。ブリマーブルーイングとのコラボ WIZ SOTOBORI WHEAT、美味しかったな。

 

Do you love Tokyo?

この歳になって初めて荒俣宏の『帝都物語』を読み始めた。
周囲からは「今さら?」とか「遅すぎる」とか「読んでないなんて信じられない」
などと謗られつつ。

自転車通勤の途中で撮影した日本橋の麒麟の写真を見た同僚が
どさっと文庫全巻とDVDをくれたのだ。

映画も小学生か中学生の頃におぼろげに観た記憶があるのだが、内容はほぼ覚えておらず
読み進めるうちにこんな話だったのかと驚くことばかりだ。
そもそも、風水バトル的なホラーアクションかと思っていたのだが
これは東京という都市が主役の幻想奇譚なのだな。
軍国主義の昭和になるにつれ話がどんどん重く暗くなってくるが
明治から大正にかけてのまだ江戸の面影が残るエネルギッシュな東京の描写は楽しい。

皇居周辺、銀座、麹町、赤坂あたりの中心部から、
文士や研究者たちの済む本郷、閑静な千駄木、不気味な谷中、
浅草、上野の雑踏、地下鉄のことなど史実に基づく?部分のほうが面白い。
「日暮里から谷中の霊園をぬけ、三崎町から千駄木の団子坂をあがり
本郷のほうへ走る」などという描写は時代は違えど距離感、坂の勾配などリアルにわかる。
ちなみに谷中三崎町に(みさきちょう)とルビがふってあったが
これは(さんさきちょう)であるべきかと。

そういえば、學天則を造った西村真琴博士のご子息・名優の西村晃さんは
祖父の戦友であった。映画では晃さんがお父様の役をやられたのですね。

a perfect day for books

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I氏が、長年探していた水戸芸術館の展覧会の図録を
ネットで見つけたというので店舗まで受け取りにいくことにした。
中目黒のDessinという店である。
絵本と美術系、文学系が強そうなギャラリー兼古本屋で、
自分でも持っている本がいくつもあって嬉しくなった。

先日は友人に吉祥寺の百年という店を案内してもらったし
最近、素敵な古本屋に巡り会うことが多い。

わたしは恩師・天沢退二郎先生の詩集を2冊買った。
大学一年のフランス語でいきなりバタイユの『眼球譚』を読まされるというプレイに
度肝を抜かれたものである。

その後、カウブックスに寄って、タップルームで美味しいビールをいただき
KALDIで買い物をして帰ってきた。

undercurrent

豊田 徹也『アンダーカレント』
同僚に借りた一冊。

パートナーが失踪する、というのは映画作品では結構おなじみで
是枝裕和の『幻の光』とか、フランソワ・オゾンの『まぼろし』とか素晴らしい作品が多いが
「家族が帰ってこないかもしれない」というのは子供の頃からの根源的な恐怖に直結しているので
何度でも観たい、というものでもない。

まんがでこの手の話は私にとっては珍しくて
まるで映画を観るように読んだ。

豊田徹也は谷口ジローが絶賛している作家だそうだ。

Sherlockian Life

BBCのホームズにハマったので
原作片手に映像作品などをランダムに見る今日このごろ。
仕事がちょっと忙しくなってきたのだが、
それでも気分転換になるべく見るようにしている。

■映画
・ガイ・リッチー監督 『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

体育会系ホームズ(ワーナー版)の第二弾で、
シャーロックと宿敵モリアーティとの対決である。
ライヘンバッハの滝壺に落ちるところまでは原作と同様だが
こちらはちゃんと生きているところまで作品に入れてくれたので
最後はにこにこ終わるのがよいね。

・ ピーター・サスディ監督 『新シャーロック・ホームズの冒険 ヴィクトリア瀑布の冒険』

あまりにもB級なので笑ってしまった。しかも長い。
途中にロールテロップが入っていきなり第2部が始まるのが意味がわからない。
オリジナルの話ではなくいわゆるパスティーシュなのだが
民放でやってる昼の旅情系サスペンス・ドラマの雰囲気なのである。

クリストファー・リーのホームズのコスプレを堪能するPVだと思って観るべし。

・ロドニー・ギブソン監督 『シャーロック・ホームズ 四つの署名』

みんなが口をそろえてグラナダ版のホームズのイメージが強いというなか
私はマット・フルーワ演じる神経質でインテリ変態のホームズが結構好きだ。
ワトスンも人好きのする好々爺で、でもいざというときは頼りになって
かっこいい。話はずいぶん端折られているがコンパクトにまとまっているかんじ。
番宣の動画しか見つからなかった。

TV版のはいずれもホームズもワトスンも50代~60代という老境なのだが
原作ではせいぜい30代半ば~後半というところだ。
一番近いのはワーナー版なんだよな。

■本
コナン・ドイル 『緋色の研究』、『四つの署名』、『恐怖の谷』

上記いずれも1960年初版 1975年重版の文庫で、訳者は阿部知二。
古本の甘くていいにおいがする。

イギリス英語のteaを夕飯ではなく「お茶」と訳していて
「肉料理付きのお茶をがつがつ食べた」なんていう珍訳があっておかしい。
(肉茶漬けかよ)

伯父に借りそびれて『バスカヴィル家の犬』が最後になってしまったが
これを読み終わったら長編はすべて制覇したことになってしまう。
なんだか寂しいなあ。

impressions

◆早瀬乱『三年坂、火の夢』読了
江戸川乱歩賞受賞作品ということで期待して読んだのだが
山手線内側古地図ブラタモリ風の作品であった。

まだ江戸時代の面影が色濃く残る明治時代が舞台で、
前の職場の霞が関界隈と銀座、近所の本郷~千駄木~谷中~上野界隈がよく登場するので親しみが持てたが
(このへんは古い地名や坂の名前も残っているので場所が明確にわかる)
まったく都内の地理に明るくない人が読んで果たして面白いのかどうか。
謎解きの展開が非常にまったりとしているので、新本格好きとしてはスピード感が足りない。
英国帰りという設定の鍍金先生は、もっと面白い探偵になりそうなんだけどなあ。

ま、京極堂だったら15分くらいで解決してるよね、というところで☆☆★★★。

◆宮部みゆき『名もなき毒』読了
宮部みゆきのすごいところは、登場人物に感情移入させる手腕だと思う。
味わい深い脇役もいい。引退まぎわの副編集長と主人公が
居酒屋で話すシーンなど、しみじみとよい。

ただ、こちらも主人公が凡庸すぎて解決に時間がかかるのがもどかしい。
まあ、御手洗潔だったら15分(以下略)というところで、☆☆☆★★。

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Nezu Jinja Shinto Shrine

5月は黄金週間が終わってからなんだか慌ただしくしていて
月末に納品をするまでは常に何かに追われているような雰囲気であった。

そんななかでも毎週末、根津神社を散歩したり
友人たちと着物着て日比谷公園のオクトーバーフェストに行ったり
体重がやばいことになってしまったので、1日の摂取カロリーを500kcalくらい下げて
毎日走ってみたり(結果、あっという間に2kg落ちた。水太りだったのだろうか。)
そうかと思えば新人歓迎会でマッコリをしこたま飲んだりしていたので
忙殺されていたというわけでもない。人並みに忙しい、というやつだ。

島田荘司『UFO大通り』(講談社文庫)
『リベルタスの寓話』があんまりにもあんまりだったので
こちらもあまり期待しないで読んだのだが結構面白かった。
短編2本だが、2本とも共通点があったりして。

御手洗と石岡くんが絶好調だった頃の回想録のようなかんじになっていて
石岡くんがあまりにも御手洗のことが好きすぎて辛い。
最近の御手洗はなにしろ忙しすぎて、石岡くんのことを邪見に扱うのがいかん。
大切な友人なのに。

次は宮部みゆきの『名もなき毒』を読み始めた。
通勤の行き帰りに小説をちょいちょい読むというのは
まったく別の世界に入りこめて、いい気分転換になる。
まんがは、あんなに時間も手間もかかっているのに
すぐに読み終わってしまうのでなんだか勿体ないのだ。

Allegory of Libertas

Libertas

島田荘司『リベルタスの寓話』 読了

いやひさびさに読了後に本を床にたたきつけたくなった。
どうしてこうなったのだろうか。壮大なわりに最後のトリックはおざなりだし
ユーゴの民族紛争を絡めた後味も最悪。
あと表紙にAllegory of Ribeltasって書いてあるのだがどう考えても「Libertas」ではなかろうかと。
ラテン語で「自由」ですな。
Libertyの語源ですな。

口直しに宮部みゆきでも読もう・・・

写真は2000年にニューヨークのMetで撮った謎の甲冑。

Paprika

Cuty Sign in Prague

筒井康隆 『パプリカ』読了。

最近、不思議な夢をよく見るようになって、Evernoteに
夢日記をつけはじめたところだったので、タイムリーに夢のお話。
しかも精神分析もちょこっと出てくる。

クライマックスの幻想のシーンがやや長すぎる気もしたけど
ふわっと軽いラストシーンは好きだった。
筒井作品にしてはわかりやすいほうだったのではないかな。

それにしても日本人形が出てくるたびに、「海月姫」の和物ヲタ・千絵子さんを思いだしてしまう。

今敏監督の映画も見なければ。音楽は平沢進だし。

写真はプラハの地下鉄ムゼウム(博物館)駅。

5 minutes

Taiwan 2012

村上龍『五分後の世界』読了。

日曜の夜の夢をTwitterに書いたら、ベーシストの伊藤毅さん
同書を薦められた。

これは日本が第二次大戦で降伏せずに、そのまま地下に暮らすテロ国家を作ってしまったという平行世界に
現代から男が時空を超えてやってきてしまうSF?なのだが
これがまさしくわたしの観た夢のように荒唐無稽で、唐突で、
でももっと暴力的で残酷で、そして美しい話であった。
(奇抜な設定よりも、妙にリアルなディテールのほうが気持ち悪くて、
おそらく彼も自分の見た夢をもとにプロットを立てたのではないかな、と予想)

音楽は(音楽に限らず優れた作品というのは)、もうずっと前からあったものを
作曲家が探しだしてきたようなものだ、という一文が印象に残った。

あっちの世界に転がり込んだら、わたしだったら多分30秒くらいで
死んでると思うが、それにしたってあっちの世界の軍人が
かっこいいことこの上ないというか。惚れる。

さて、あっちの世界の軍人に比べたら、この世界で働く私など寝ているようなものなのだが、
なんか頑張らなくちゃな、と思えてくる不思議な作品であった。
これを機に、今までまったく手を出してこなかった村上龍を読もうと思う。
未読のものが山ほどあるのが嬉しい。

いとうさんに感謝。

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Cat

ひさびさのimpression。

■ 『巌窟王』
中田譲治氏の「ええ声」が聞きたい!とさわいだら
KAZUさんが不憫に思ってわざわざ郵送してくださった。
デュマの「モンテ・クリスト伯」のSF版で美しすぎる映像。
Jean-Jacques Burnelの音楽もかっこいい。
http://www.gankutsuou.com/

■ 『輪るピングドラム』
片手間に見ているのは理解度は60%くらいなのだが
BGVにはいい気がする。
生存戦略しましょうか。
http://penguindrum.jp/

■ 『GARO 牙狼 MAKAISENKI』
大きいお友達向けの特撮。
ゲストが豪華。
小松政夫と松金よね子が熱演しているのには笑った。
音楽もケレン味があってよいです。

主人公が着ているコートがかっこよすぎて恥ずかしい。
http://garo-makaisenki.jp/index.html

■ 『UN-GO』
これはこれから見る。
坂口安吾の『明治開花 安吾捕物帖』のSF版ということらしい。
第1話から観ないと意味ないかんじらしいので、これからじっくり見たい。
なんか今となってはなつかしいかんじの2000年初頭っぽい絵。
http://www.un-go.com/

■ 『ミスターシーナの精霊日記』
もうずっと、10年くらい買おう買おうと思いつつ
本屋に行くと忘れてしまうという呪いにかかっていたのだが
Amazonでも品切れになっているのを発見し、ようやく購入。
神保町の書泉で探し、アキバ店で取り置いてもらい
その日にその足で取りに行った。

この人の繊細な絵と、やさしい物語が好きだ。

■ 『青空の卵』
坂木司のコミカライズ版。有栖川よりも
ホームズとワトスンが共依存というかんじ。
しかしもうちょっとこう、密室で人がばんばん殺されるやつが好きなんですけども・・・

あとはここには書けないあんなやつやこんなやつもあるのだが
それはまた別の機会に。

impressions

cat

なんだか休み明けの1週間は疲れてしまって
週末は月次処理も重なってほんとうにぐったりしてしまった。

こういうときは本棚を整理したり掃除機をかけたりするに限る。

環境は自分のなかみをそのまま反映するので
この「一見片付いているけど、よくみると本棚は溢れているし部屋のすみにはホコリが。」
という状況は、実に当たっていると思うのであった。

ここ最近みたものと読んだもの

・宮部みゆき 『震える岩』
捕物帳系は初めて読んだ。忠臣蔵と絡めての凝った構成だったし
主人公の超能力も違和感なく読めた。

・宮部みゆき 『天狗風』
『震える岩』と同じシリーズなのだが、なんだか暴走して
サイコ妖怪ホラー系になっていた。

・羽海野チカ 『3月のライオン』
みわみわにお借りして一気に6巻まで読了。
ここ最近のまんがでは『へうげもの』と同じくらい夢中になって読んだ。
面白いなあ。島田八段の家がうちの近所だった。

・今泉力也 『たまの映画』
解散からもう7年がたち、再結成でもなく、なんで今映画なんだろう?というのは
メンバーが一番思っているに違いないのだが。
『何と言われようと、やりたくないことはなるべくやらずに好きに生きていく』というのが
監督の撮りたかったものなのだろうが、彼らの姿は、
「とはいえ、やりたくないこともやらなくては生きていけないこともあった」
というふうに、メッセージが反転しているように見えた。

まあ、そんなことよりGさんがかっこよすぎて萌えたぎった。

Gift from the sea

isola bella

アン・モロー・リンドバーグ 落合恵子訳 『海からの贈りもの』

著者が、休暇中に過ごした海辺の家でさまざまな貝をみつめながら
その形や名前から連想する人生哲学を綴ったエッセイ。

とかく現代の女は忙しく、家族の世話や仕事、さまざまな人間関係に疲れている。
しかも女とは「与え続けることを止めることができない」ものだという。
ものを持たず外面的にはシンプルに、そして内面的には自足し
ごく近しい人たちとの人間関係を充実させるべし。
与え続けて泉が枯れてしまわないように女もまた満たされなければならない・・・というような内容だ。

最近の女性誌の巻頭に書かれているような
わりとありがちなエッセイのような気もする。

だが、これが書かれたのは1950年代、今から60年ほども前のことらしい。
(終章のみ1975年に追加されている)

この時代にすでにアメリカの女性というのは
車でスーパーに行き、食洗機や新しいストーブなどの機械の使い方に難儀し、
慈善事業やらPTAやら教会やら仕事やらの人間関係に辟易としていたらしい。
日本は戦後でどろどろだった頃にこれが書かれたと思うと感慨深い。

この本は、高校の卒業式のときに先生にもらったものだ。
それから十数年放置していたのだが、もらいものだし、
この本をマイベストに選んでいる人も多いし
いつか読もうと思って手放すこともなかった。
とくに担任だったわけでもなく、部活の顧問でもなく、
なぜあの先生がわたしにこの本をくれたのか、今でもわからないのだが
オンもオフも、あまりに多くの人と関わりすぎて少し疲れている私には
なんとも沁みるものがあった。
先生がそれを予感していたわけではないと思うけれど。

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最近、とある事情で会社内でまんがの貸し借りが活発になっていたり
PS3+torneを導入してテレビを録画できるようになり
雑食に雑食を重ねたのでメモ。

—まんが

◆ 山田 芳裕 『へうげもの』
とりあえず、ここ数年で読んだ漫画のなかで一番面白かった。
I氏とともにドハマリして、国立博物館に行ったり
日本民藝館に行ったりしちゃうくらいの衝撃。

◆ 小林まこと 『柔道部物語』
さくっと終わるTHE 少年まんが。
しかし最後の最後はあまりにあっけないかんじが。

◆ 小山 宙哉 『宇宙兄弟』
THE 少年(青年?)まんが!
実写化するならトータス松本だと思ったのだが、社内では
大泉洋説が有力。にいちゃんがいい。

◆ 高野 真之 『BLOOD ALONE』
吸血鬼ものって出尽くした感があったけど、
こういうアプローチもあるのね~という作品。絵はかわいい。

◆ 木村紺 『からん』
叙情系スポ根まんがというのかなあ。
京都の女子高の柔道部の話、なんだか不思議なテンポで話が進む。

—映像
■ 『チェブラーシカ』
チェブラーシカがかわいすぎて切ない。

■ 坂本真綾『Gift』
武道館での一日限りのライブ映像。かわいい。歌うまい。最高。
BGVとして延々流している。病気といわれても良い。

■ 『ドキュメンタリー オブ AKB48~1ミリ先の未来~』
NHKでやったAKB48のドキュメンタリー。岩井俊二制作総指揮。
これにすっかり感動してしまって、YouTubeでAKBのプレイリストを作る始末。

■ 『マジすか学園』
前から面白いと言われていたけど、上番組でAKBを知ってすかさず録画。
マジでバカなことしてるのがいい。まりこさんかわいい。
http://www.tv-tokyo.co.jp/majisuka/

■ 『水曜どうでしょう』
TOKYO MXで再放送やってるのでだらだら見ちゃう。

■ 『ブラタモリ』
かかさず録画。タモリって、あんなに毎日テレビに出ていているのに
もんのすごいオタクなのが凄い。
http://www.nhk.or.jp/buratamori/

■ 『美の壺』
蘭とか遊園地とか門とか貝殻とか、だんだんマニアックになってまいりました。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/

■ 『アジアンスマイル』
NHK総合だと早朝に放映されてて、まったく知られてないけどすごくクオリティの高い番組。
http://www.nhk.or.jp/asiansmile/

—本
● 石井好子 『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』の続編。淡々としていると思いきや
結構ラジカルなかんじが好き。

● 和田竜 『のぼうの城』
これ読んでから、『へうげもの』を読むと登場人物の描かれ方が
微妙にちがっていて面白い。忍城水攻めのお話。

活字をもう少し読まねばな。

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■ ハロウィン仕様
叔母(といっても父の従姉妹)から、ハロウィン仕様の
プリザーブドフラワーを贈ってもらった。
不思議と我が家のガラクタコレクションにマッチしているので
玄関に飾ってみた。かんわいい~。

■ 香り 
職場の通用口の目の前に、背丈ほどの金木犀が1本ある。
暗いので見えないのに、夜はとくに香りが強く感じる。

桜とちがって、花を見るわけでもないのに
香りだけでこうも存在感がある花木もめずらしい。
あとは山梔子と沈丁花くらいか。

嗅覚はもっとも記憶と密接な関係にある感覚らしい。
プルースト効果とか言われているアレ。
よく雨のアスファルトの匂いにノスタルジーを感じるという人がいるけど
わたしはそれがどんなものなのか、いまいちわからないまま
おとなになってしまった。
これかな?ってのはあるんだけど。

そんなわけで、調香とか香りにまつわる文芸書が読みたくなったので
丸の内の丸善で探してみる。アロマテラピー関係は書架ひとつぶんあるのだが
香水関係となると、ハウツー香水選びがほとんどで調香に関する本はあまりない。

『フォトグラフィー香りの歴史』やら、『香水の教科書』など
高価な本が多いので、軽めに中村 祥二 著『調香師の手帖(ノオト)』(朝日文庫)を購入。
なかなか読みやすそうだ。

ここのところ文芸書は軽めのエッセイか植物関係ばっかりだったのだが
ひさびさに新ジャンル開拓。

と思ってたら、近所の古本屋さんが
アニー・トレメル ウィルコックスの『古書修復の愉しみ』を紹介されていて、
これもまたずっと読みたい一冊なのだった。
まだ店頭にあるかしら。

■ 最近読んだ本
ヴィトルト・リプチンスキ 『ねじとねじ回し-この千年で最高の発明をめぐる物語』(早川書房)
吉田 浩美 『a piece of cake』(ちくま書房)

raven

このところ、ふと空いた時間に色々と心配したり考え込んだりしてしまうので
ひたすらミステリを読み続ける。

有栖川有栖 『乱鴉の島』 

再読だが、初回よりも面白く読めた。

実業家と詩人
科学と神秘
若さと老い
一瞬と永遠
鳩と烏

そして聖と俗

初回は、犯人の動機が薄いよなあ
これくらいじゃ普通人殺したりしないよなあと思ったんだけど
バランスとしては、こんなもんでよかったのかもしれない。

books memo

古書ほうろうさんにて購入

  • 島田荘司 『魔神の遊戯』 (文春文庫)
  • 赤江瀑 『灯篭爛死行―赤江瀑短編傑作選 恐怖編』 (光文社文庫)
  • 幸田文 『きもの』(新潮文庫)
  • 滝川 義人 『ユダヤを知る事典』
  • 印刷博物館 『ヴァチカン教皇庁図書館展』

pottering around the mistery circle

週末は自転車でこのへんをぶらぶら。

旅ベーグルさんに発送をお願いしたり
よみせ通りのひよこ堂でお皿を見たり、
最近、夕焼けだんだんの上にできた道具屋・松野屋で印鑑ケースを買って、
指輪を取りに行って、ヨドバシの有隣堂でミステリ買って
吉池で食材買って不忍池をまわって帰ってきた。

最近の読書
■ 小林敏明 『精神病理からみる現代思想』 (講談社現代新書)
その時代その時代の精神病の特徴が面白かった。
しかしこの人、ラカニストなんすかね。

■J.G.バラード 『結晶世界』
再読。
ERAの鬼怒さんに、「バラードの世界のようだ」という
写真の感想をいただいたので、思い出して読んでみた。
この人の書くSF世界は静かでよい。

■ 道尾秀介 『向日葵の咲かない夏』
どうもこういう叙情トリックというかファンタジーというか、
読後感がさっぱりしない。ミステリには読了時の爽やかさを求めてるのに。

■ 道尾秀介 『骸の爪』
個人的には一番理路整然としてて好き。
しかし、探偵役の真備とワトソンの道尾は
御手洗と石岡くんというか火村とアリスというか腐女子狙いなんでしょうか。

■ 道尾秀介 『背の眼』
これも、結局背の眼がなんなのか
さっぱり解決しないままなのが気持ち悪い。

■ 川崎草志 『長い腕』(角川文庫)
「超一級の傑作サスペンス、誕生!第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作!!」
これが~~~????

ゲーム業界の蘊蓄がなんの伏線になってもいなそうなので
半分まで読んだけどもう挫折しそう。少なくとも前半はだるい。

impressions

■ 谷根千界隈
もろもろ落ち着いてきて、あとはタスクをこなしていくだけ、という状況。
ようやく日曜くらいは近所に買い物に出たりできるようになってきた。
このところ谷根千は新規店オープンラッシュなので
路地に「あれ、こんな店あったっけ」などと言いつつ歩くのが楽しい。

■ 羽鳥書店まつり
詳細はリンクを参照していただくとして、
個人の蔵書 い ち ま ん さ つ をお寺の境内で大放出!というイベントが開催された。
主催者の古書ほうろうさん、お疲れ様でした。
とても良い本が驚くような値段で買えて大満足です。

わたしは精神分析関係、芸術新潮、美術手帖のバックナンバーあたりを購入。
I氏は料理関係が多かったものの、わたしが断腸の思いでリリースした本を拾ってたりして笑った。

我らは完全なる一般参加で、無邪気に「本すげー、本やすいー」と買い漁り
甘酒まで頂戴してニコニコと帰ってきただけだったのだが
Twitterやブログやらで準備が着々と進むのをハラハラドキドキしながら見ていたので
最終日、古書ほうろうのご主人に「もう本は出ているだけです」って、言われたときは、
ああ成功したんだ、って思って嬉しかった。(無責任に。)

古書ほうろうの日々録 羽鳥書店まつり
ナンダロウアヤシゲな日々 2010-02-11 「羽鳥書店まつり」を支える地縁と人の縁

■ パン
ちなみに、羽鳥書店まつりの会場「駒込大観音 光源寺」さんの向かいにある
「パリットフワット」という不思議な名前のパン屋さん。
ここの食事パンはずっしりと重く、粉の味がする。
レンジでチンした食事パンに、成城石井のマンゴージャムをつけて食べるのが
お気に入りだ。もちもちしててうまい。うますぎる。

パリットフワット
http://parifuwanet.web.fc2.com/

今、えりかさんからTwitterで「ほほかベーカリー」をオススメされたので
ちょっと神保町まで行って買ってくるわ。

some tweets and 2 apples

不忍通りの古書ほうろうさんに本を売りに行く。

鳩山郁子は大事にしていたけれども、読み返す頻度が低いので手放す。
有栖川有栖の単行本は、かさばるので文庫で買い直す。
(こうやって有栖川の本は幾度買い直したことか!)
保坂和志も、文庫で気軽に持ち歩きたいので重いのはサヨナラ。
あとはまんがを十数冊。次の人に楽しんでもらえることを祈りつつ。

で、一箱古本市の出張版「だいこん洞」さんの箱から
松葉一清『帝都復興せり!』を購入。東京のモダン建築をまとめたもので
文庫だけれど図版が多いのがよい。

で、ここまでは良かったのだがオマケの話が。
間抜けなことに、私は本を運んだトートバッグをお店に置いてきてしまったのだ。
なんで気づいたかというと、買い取りのときにちょっとお店の方と「Twitter見てますー」なんて雑談したのが幸いし
お店の方が「忘れてますよ!」と、つぶやいてくだすった次第。

https://twitter.com/legrandsnes/status/6199943282

それ、わたし!わたし!うわあすみません!ってなイキオイで
ダイレクトメッセージを送り、取りに伺う旨をお伝えした。

Twitterってこんな使い方もできるのか・・・(ふつう、しねーから。)

で、本日とりに伺ったら、林檎(長野県産&福島県産)までいただてしまって
ありがたいやら申し訳ないやら。

なんとも下町らしい(?)ハイテクなやりとりにほっこりしました。
林檎は家族で美味しくいただきました。
ありがとうございました。

impressions

ひさびさに家にいる休日。

■ 本
捨てるスキルが発動して(モンハンのスキル発動みたいなもんだと思いねえ)
とりあえず本棚の整理。

京極夏彦の分厚い本やら、新幹線のなかでひまをつぶすためだけに買った本などを
50冊ほど近所の古書店に持って行く。単行本もずいぶん処分した。
どうせ、ベッドで読むにも不自由なくらいの重さなのだから
読みたくなったら文庫で買い直せばいいのだ。
前から本だけは鬼門で、なかなか手放せなかったのだが
そう思ったらずいぶん捨てられるようになった。

思えば、幾度となく読み返す本(いとうせいこう、みうらじゅん、中島らも、
糸井重里、田中小実昌、赤瀬川源平etc)は、トイレに置いてあるのだ。
稀覯本のコレクターでもないし、初版にこだわるわけでもないので
内容さえ同じなら本の形態などどうでもいい。
それならいっそ、部屋に本棚などいらないのではないかと思うのだが
さすがに絶版になった本と美装本は捨てられぬ。

本棚の一部にオブジェを置いているのだが、
試薬瓶のなかに自分の親知らずと、実弾の薬莢が入っていて
我ながら萎えた。

こんなの後生大事にとっておく女って、どんだけハードボイルド…という以前に気持ち悪い。

impressions

■ vote
明日は選挙ですな。
投票くらいは行こうと思いつつ、誰にいれていいかさっぱり。
東京都議会選挙のHPを見ても
どんな候補がいて、どんな政策を持っているのかさっぱりわからん。
・立候補者が探しにくい。
・名前と党派の横に公約のサマリくらい載せておいてほしい。あと候補者のホームページへのリンクも。
・URLがIPなのはどうかと。ドメインくらい取れ。
・期日前投票についても、もっとアピールしたほうがいい。
しょうがないので、候補者一覧(PDF・・・)から
Googleで候補者のHPにとんでみる。公約に
「動 物 園 に パ ン ダ を 呼 び 戻 し ま す 」
と書いてあって失笑。選挙に行く気が失せた。
■ book
いがらしみきお『かむろば村へ』
かなり面白かった。
主人公にイライラしっぱなし。
4巻で終わったのもよかった。
最近のまんがは面白いけれど長すぎると思うので。
■ music
たま 『汽車にはだれものっていない』が届く。
「まばたき」が名曲すぎる。
まさか、今更たまの曲を手に入れることになるとは・・・
不甲斐ないながらも、宝物を見つけたようなヨロコビ。
作品を出して、時間がたって、でも誰かが見つけて
喜ぶようなものを作るなんて、すごいことだ。
そういや、うちの会社のおじさまに写真をやってるのがバレて、
でもなぜかえらく褒められたので、いい気になった。
やっぱり人に見せるために小さな作品集は作っておこうと思うのだった。
「bunko」で作ろうー。

impressions

中川淳一郎 『ウェブはバカと暇人のもの』 (光文社新書)読了。
あまりの内容に読み終わる前にレビューを書いてしまったが
後半まで読むとほんとうにしょうもなかったので、ちゃんとレビューを書き直す。
ニュースサイトの「運営」ということで
日頃、荒らしや炎上やクレーム晒されているからか
著者の「印象」で書かれていることが中心だ。
「ウェブを知らない人」の例が著者の親戚で集まったときの話だったり
「困った人」は実際に著者が仕事で遭遇してしまったブロガーであったりと
例が卑近すぎてリサーチ不足が否めない。
ここで書かれているのはCtoBとCtoCの
「コミュニケーションが発生する現場」に限っているため
Webというには少々狭義である。
そのため「ウェブ進化論」などを引き合いに出しているものの
土俵がちがいすぎるという印象。
新書で読むというよりは、ブログやネットニュースで読むので十分な内容である。
語り口がBQニュースっぽいなあと思ったら、昔TV Brosにいた人なのか。納得。
1973年生まれにしては文章が幼稚。
ドナルド・A. ノーマン『誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論』 (新曜社認知科学選書)
Amazonで購入。
こちらは、まっとうな本らしいので期待。

May


猫ものびる季節になってきました。
昼休みにスタバに入り、日陰の席についたら
このままどこかに行ってしまいたくなって困った。
カレル・チャペック 飯島周 訳 『園芸家の一年』(恒文社)
予想通り、とっても楽しい一冊だった。
いとうせいこうの『ボタニカル・ライフ』が好きな人は、きっと共感するだろう。
どうにもならないと知りながらも植物と土をさわらずにはおれない
園芸家の悲しい性がよく書かれている。
まだ読み比べていないのだが新訳と旧訳があって
新訳のほうがノリノリらしい。
(旧訳?は『園芸家の十二ヶ月』というタイトルで中公文庫から出ている)
二月の章では、こう書いている。
「いったいなぜ、閏年にかぎって、この気が変わりやすくて、
カタル性の、陰険な小人の月に、一日分おまけしてやるのか、さっぱりわからない。
閏年には、あのすばらしい五月を一日ふやして、三十二日にすべきだろうに。」

チャペック、言い過ぎw
でもたしかに五月は美しい。
この季節がもっと長ければいいのに
もうすぐに梅雨が来て、雷が鳴って、夏になってしまう。
今日も、まだ夕闇のうちに帰路に就けたので
ひと駅前で降りて、パン屋でバゲットとフォッカチアを買って
猫を探しながら歩いた。
(収穫は1nyanco。ちぇ。)

impressions

■写真
トップの写真を入れ替えました。
http://3d-luna.com/
旅行記は実際に旅した日付で投稿しているので
photo journalのトップに出てこないのがわかりづらいかもしれないと思い
バナーなどを設置してみました。なんかHPっぽいな。
http://3d-luna.com/travel/iran/
今回のイラン旅行はデジタル一眼と標準レンズのみで行った。
いつもはフィルム一眼とコンデジを併用しているのだが
ひとつに絞ったおかげで機動力があがった・・・のは良いものの
とにかく撃っても撃っても弾がなくならない魔法のカメラなので
ついつい4000枚近く撮影してしまい、いまだ写真の整理がついていない。
早く紙に焼きたい・・・
■web
MovableType4.Xをお使いの方、ご存じかとは思いますが
カテゴリを並べ替えるプラグイン。
インストールが簡単でびっくりしたのでメモ。
http://www.h-fj.com/blog/archives/2007/08/28-114447.php
■映画
是枝裕和「幻の光」
身近な人が帰ってこない、という漠然とした不安をよく描いていると思う。
あいかわらずこの監督は光を美しく撮るなあ。
淡々としていておもしろくもないのだが、なんだかざわざわしたものが心に残った。
■本
Amazonの「おすすめ」は、手を入れると本当にびっくりするほど
的確なリコメンドをしてくれる。
そんなわけでAmazonから薦められた
カレル・チャペック『園芸家の1年』が読みたいのだが見つからず。
(絶対にチェコ版の『ボタニカルライフ』だ。)
でもなんだかAmazonで買うのも悔しいので、
明日、神保町に行って探すのだ。

picnic

同僚と、同僚の彼女と家族と、ご近所さんと、公園でお花見。

といっても桜は、ここのところの花冷えでまだ三分咲きと言うところで
ただ空の下酒を飲む会というかんじであったが、

天気予報に反して太陽が出てぽかぽかした瞬間もあり、
おのおの持ってきた酒とツマミと赤ちゃんと楽しいおしゃべりで
あっという間に時間はすぎて、日が傾いたころにさくっとお開きになった。

1歳児かわいいなあ。
かわいくてキラキラしてて、たからものみたいだった。
なんかもう、防寒着を着たシルエットがまるでテレタビーズだったよ。

帰りにイリアスさんで、猫の栞を購入。
かわいらしい和三盆チョコというのをいただいた。
かわいいので写真を撮ってみた。やるな伊藤園。

帰って、すこし昼寝(夕寝?)しようと思ったけれどうまく眠れず
きのう届いていたAmazonからの包みを開けた。

  • BASIA 「IT’S THAT GIRL AGAIN」
  • 牧野富太郎 『植物一日一題』(ちくま学芸文庫)
  • 牧野富太郎 『植物知識』(講談社学術文庫)
  • 『planted』(毎日新聞社)
  • 『ゴッドアーミー悪の天使』DVD

なんて美しいセレクションだろう、と思いかけたが

「ゴッドアーミー」がすべてを台無しにしている気がする。

そしてBASIAの十何年ぶりのソロアルバムは
その「変わらなさ」が凄いと思った。

この人、谷山浩子的な年のとりかたしとるな。